柏木由紀

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 AKB48柏木由紀のTwitterに、フォロワーの“水増し疑惑”が浮上している。

30万を超える柏木のフォロワー数が21日、不自然に急上昇した。それまで数百人単位で増減していたフォロワー数が、深夜0時ごろ唐突に約1万7,500人も増加。その後、日中はほとんど動きがなくなり、夜の23時ごろになって再び約1万7,500人増加したのだ。

 柏木は18・19日の握手会イベントを体調不良のため欠席。20日の午前になって、Twitterで「おはようございます。なんとか熱も下がり仕事復帰!」と報告し、都内で行われた連続ドラマ『黒服物語』(テレビ朝日系)の制作発表に出席した。

 夕方16時ごろからこのニュースが各メディアで伝えられたが、以降に目立った話があったわけでもなく、2日連続で深夜に注目を浴びるような材料はなかった。

 よほどの瞬間的な注目理由がない限り、通常は一時的に集中してTwitterのフォロワー数が万単位で増えることは、まずない。ネット上ではすでに以前の数値からの分析をもって、不自然な動きが「フォロワー数の大量購入」と指摘されている。

 フォロワー数は、まとまった数を売る販売業者がおり、安いサイトだと3万人分のフォロワーを5,000円程度で売っている。当然、偽フォロワーなのでコメントを投稿してきたりすることはないが、発言を拡散するリツイートくらいなら、追加金を払えば代行してくれる。

 ただ、もともとは海外発のTwitterだけに、フォロワー数は増えても外国人のアカウントであることが多く、最近は「日本人アカウント」限定で売られていたりもして、より巧妙に水増しができるようになった。

 Twitterの動きに詳しいリサーチャーの鈴木直生氏によると「タレントだけでなく文化人でも、Twitter開始時から1万人単位でフォロワー購入している人も多い」という。

「知名度の低い人だと、Twitterを始めても万単位のフォロワー数にはなかなか到達しないのですが、ある編集者がTwitterを始めたときは、最初からいきなり約1万5,000人のフォロワーがいました。その後も、ときどき2,000人ずつ増えて、現在は約3万人。こういう人のフォロワー数の増減を気にする人はあまりいないので、そこそこ固定ファンがいるようには見えます。ただ、その数の割に、彼に向けてコメントする投稿数が極端に少なかったり、不自然なのは見て取れます。この程度なら、かなりの人がやっている状況」(同)

 声優の平野綾も過去、3日間で3万人以上のフォロワー数増加で、購入疑惑が騒がれているが、世界的に見れば海外のセレブタレントのフォロワー数はケタ違いで、歌手のジャスティン・ビーバーは5,000万人以上。ただ、こちらも調査グループにより大量購入が指摘されている。

「Twitterでは購入によるフォロワーの水増しは規約違反となっていますが、実際に取り締まられることは少ない」と鈴木氏。

「ただ現在、ある企業がTwitterの水増しを判別するアプリを開発中で、過去の増減を一目瞭然とすることができたら、後で恥をかくことになる可能性もある」(同)

 柏木の不自然なフォロワー数上昇には購入したというハッキリした証拠があるわけではないが、その数の動きだけ見れば、購入による水増しが疑われるのは当然だ。フォロワー数が多いと、より人気が高いようにも見えるだけに、タレントの虚栄心を満たすには安い買い物なのだろう。
(文=鈴木雅久)