歯の白さは憧れであり、健康の証! 歯が白かったりキレイだったりすると、その人の全体の雰囲気にも影響する

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一昔前のCMで「芸能人は歯が命」というものがあったのをご存じの方も多いだろう(若い人はごめんなさい)。
歯のキレイな人は出世するとも言われているし、欧米において歯列矯正やホワイト二ングは仕事を得るために当たり前とされている。確かに日本でも、モデルや芸能人は歯を必ずキレイにしているし、最近はホワイト二ングもエステのように大流行中だ。
歯が白かったりキレイだったりするだけでその人の全体の雰囲気にも影響してくるんだから、「歯」というのは本当に大事な要素なのである。

手軽にホワイトニングしたいなら「メタリン酸ナトリウム」!?


本来、歯の自然の白さは乳白色だ。この自然な乳白色が黄色っぽくなったり黒っぽくなったりするのは、食べ物や生活習慣等から来るステインが原因。こまめに歯医者やクリニックでクリーンにしてもらえば良いとは言うが、私のような一般人は、マメに歯医者に行く時間もお金も惜しい……! とすると、手軽に自分で出来るホワイト二ング方法があると嬉しい。それでいて安全で、かつ継続して行えるものが良い……。

と頭をひねった所、結局、"毎日"行うのが日課になっている「歯磨き」にたどり着いた。まずは、歯磨き粉に入っている成分を調べてみることに。

・メタリン酸ナトリウム(ホワイトニング効果)
・塩化セチルピリジニウム(口臭予防効果)
・ポリエチレングリコロール(タバコのやに除去効果)

なんだか難しいカタカナが並んでいるが、これだけでも歯磨きで十分、自然な白さには出来そうじゃないか!
ここで注目したいのは、ホワイトニング効果があるという「メタリン酸ナトリウム」だ。一体どんな成分で、どうして歯が白くなるのかについて見ていきたい。

メタリン酸ナトリウムは、乳化剤などにも使用されている添加物のこと。歯磨き粉に使用されているのは微量で、なおかつつ安全性も十分に確認されている成分だ。わかりやすく言うと、歯磨き粉の「研磨剤」にあたる。

また、この成分は歯を白くするだけでなく、白い歯を保つためにも有効なんだとか。一般的な歯科医院、つまり歯のプロたちでも、表面のステイン除去にメタリン酸ナトリウムを使いことがあるというから驚きである。

白い歯だと歯並びが良くみえたり、表情が明るくなったりと自信も湧いてくる。笑顔も多くなるので自然とモテる。また、その清潔感から仕事もできそうな感じに見えてくる。さわやか、清潔、明るい、の三拍子! となると、このメタリン酸ナトリウムを利用しない手はない。

このメタリン酸ナトリウム入りの歯磨き粉は、普通より少々お値段が張ることが多いのだが、美容ホワイト二ングの施術に比べたらお得なものなのでは!?

ホワイトニング効果を更に高める磨き方って?


そんな歯磨き粉の効果を最大限発揮してもらうために重要なのは「磨き方」。この機会に知人の歯科衛生士に習ってみた。

まず、メタリン酸ナトリウムは研磨剤なので、「少量つける」「ゴシゴシやらない」事が大前提だそうだ。大部分の人が歯や歯茎を傷める原因として、やたらゴシゴシやると汚れが取れるような気がするという無茶な力を入れてのブラシッングなのだという。

コツは、小刻みに動かし、力を入れず歯に当てること。細かく軽く動かした方が効果的。メタリン酸ナトリウム入りの歯磨き粉とこの磨き方でしっかりとブラッシングをすれば、より一層ホワイトニング効果が期待できるだろう。

もともと筆者はタバコを吸わないが、コーヒー党であり、紅茶やお茶も飲むのでやはりステインは気になっていたので、この磨き方を実践して、理想の歯に近づけたいと思う。
ちなみにステインがつきやすい、歯のホワイト二ング後に気をつけたい食べ物や飲み物は以下の通り。

・タバコ
・赤ワイン
・コーヒー、紅茶、緑茶(濃いもの)
・カレー
・コーラ

こういった、色の濃いものは要注意。もちろんイカスミなんてもってのほか。だが、メリタリン酸ナトリウムを上手に取り入れ、しっかり歯磨きを続けていけば、好きな物を食べながら歯の白さをキープしていけるのかも。

歯の白さは憧れであり、健康の証でもある。そんななかで、メタリン酸ナトリウム入りの歯磨き粉は簡単に手に入れられ、普段の歯磨きで出来るホワイトニング方法だ。最近ではメリタリン酸ナトリウム入りのガムなどもあるようなので、より生活に取り入れやすいだろう。毎日の習慣で、自然な白さの歯を手に入れて欲しい。