6つ目の日本タイトル獲得なるか!池田勇太(撮影:米山聡明)

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<日本オープンゴルフ選手権競技 3日目◇18日◇千葉カントリークラブ・梅郷コース(7,081ヤード・パー70)>
 初日、2日目と1打差の2位にピッタリとついて迎えたムービングデー。池田勇太が6バーディ・2ボギーの“66”で回りトータル12アンダーフィニッシュ。初の日本オープン制覇へ2位に3打差をつけて単独首位の座をとらえた。
池田勇太の3日目をフォトギャラリーで振り返る!
 序盤から抜け出したプラヤド・マークセン(タイ)に2打ビハインドで迎えたバックナイン。11番でバーディを奪い1打差に詰め寄るも、直後の12番ではセカンドをグリーン奥に外してボギーとした。だが、13番で約10メートルを放り込んで再度詰め寄ると、15番のバーディでついに単独トーナメントリーダー。最終18番は池田らしい柔らかい3打目を60ヤード先のピンに絡めてバーディフィニッシュとした。
 この3日間はティショットが曲がる場面も多くあったが、切れ味を増すアイアンとパッティングで見せ場を作り続けた。難関の512ヤード14番パー4ではティショットは左に曲げて、目の前の木がスタイミーになるピンチ。それでも、残り205ヤードで8番アイアンを振りちぎり、木を越える高さを出しながらグリーンオンに成功した。
 200ヤード超えを8番アイアン。常識では考えられない飛距離に打った池田も「エッジくらいは行くと思ったけど、あそこまで奥に行くとは」と目を丸くしたが、ラフからの高い技術と調子の良さがあるからこそのリカバリー。上から約8メートルのバーディパットも決して簡単ではなかったが、2パットでピンチを切り抜けて終盤につなげた。
 3打差で迎える最終日。それでも池田の表情は淡々としたものだ。「3打差なんてどうなの?って晋呉さんは思っていると思う。俺もそこは気にしないで、自分は自分なりのゴルフをしながら最後まで粘り強くやりたい」。日本オープンローアマからツアー初優勝となった日本プロまで、手にした日本タイトルはアマ時代から含めて5つ。自分のゴルフを貫いた先にある6つ目は、ゴルファー日本一の称号だ。
【池田勇太の日本タイトル】
2003年、2007年 日本オープンローアマチュア
2005年、2006年 日本学生選手権
2009年 日本プロゴルフ選手権(ツアー初優勝)
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