<富士通レディース 2日目◇18日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,635ヤード・パー72)>
 千葉県にある東急セブンハンドレッドクラブ 西コースにて開催されている国内女子ツアー「富士通レディース」。大会2日目、横峯さくらが7バーディ・ノーボギーと猛チャージを見せ、トータル9アンダーで単独3位に浮上した。

 この日、9位タイからスタートした横峯は1番で4メートルのバーディパットを沈めると、そこから「今日はパッティングが一番冴えた」と3番で5メートル、9番では4メートルを決めて前半でスコアを3つ伸ばした。
 後半に入ってもパッティングの冴えは衰えない横峯。10番でバーディを先行させると、12番で8メートルをねじ込みバーディ。さらに好調のパットに釣られるかのようにショットも切れを増し、15番で残り115ヤードを1メートルにピタリ。16番パー5では3打目を1.5メートルに寄せて連続バーディを奪ってホールアウトした。「90点のラウンド」と本人も納得のゴルフで首位と2打差まで詰め寄った。
 今日はノーボギーのラウンドとなったが、ピンチは無かったわけではなかった。最終18番は多くの選手が苦戦している難ホール。そこで、ティショットを左に曲げラフへ。このときはさすがに「ボギーを覚悟した」というが、最後も好調なパッティングでカバー。微妙な距離のパーパットをしっかり沈め今日一番の笑顔を見せた。
 最終ホールのピンチを凌げた事で、狙い通りの“ノーボギー”で完走した横峯。今大会は「優勝は一度置いておく」と成績よりも内容を重視していく気持ちで臨んでいる。なぜなら、最近コンディションが優れなかったから。試合で簡単にボギーを叩いてしまう現状を省みて、「バーディを狙うよりもボギーを叩かない」ことに専念した。
 そんな今日の横峯のゴルフを支えたのがパッティング。昨日のラウンド後、キャディから「(ルーチンの)素振りが早くなってるよ」と言われ、「確かにそうだなぁ」といつもは3球連続で打つパッティング練習を1球のみにして、1打1打ルーチンを確認。そして、今日のラウンドでも同じようにゆっくり素振りをしてからパットに入ることを心がけた。するとそれが奏功しパッティングが冴え7バーディを演出した。
 今大会で優勝すると、生涯獲得賞金が10億円を突破する。その額を聞いた横峯は「すごいですよね…すごい額だと思います」と実感は湧かないものの、当然達成したい気持ちはある。不動裕理に続く2人目の大記録に向けて、明日も今日の流れを継続したいところだ。
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