「7〜8月に2人で話し合った結果、距離を置いて、以前のような友達関係に戻ることに決めた」

 知人がそう明かしたという、菜々緒JOYの破局報道。昨年4月頃から交際し始めたものの、JOYにグラドルとの二股疑惑が浮上し、関係はギクシャクしていった──。

 折りしも2人が話し合いを持とうかという今夏前、菜々緒はドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)に出演。多忙によるスレ違いも追い討ちをかけた。

 そして7月。菜々緒の公式ブログを見ると、7月9日の書き込みには、写真とともに〈昨日は六本木の「しゃぶ八」で一人鍋。黒豚コースが最高。一人鍋出来るのが最高〉とある。

「本来ならJOYと食事してもいいようなもの。一人しゃぶしゃぶが、悲哀を感じさせます」(ワイドショー芸能デスク)

 さらに8月5日にはひと言、〈子供は、嘘ついたり裏切ったりしないから好き〉と書いている。暗にJOYのことを批判する、あてつけのような記述で、この頃には破局が決定的になっていたのでは、と思えるのだ。

 先のドラマ「ファーストクラス」は深夜帯なのに「月9」以上の視聴率を記録し、わずか1クールをはさんで、この10月から続編がスタート。前作で演じた悪女役でにわかに評価が高まったのが菜々緒だった。ドラマウォッチャーが言う。

「要は役というより、『心の声』をベラベラしゃべるところがあり、それがハマッたんです。そう、『孤独のグルメ』で井之頭五郎がメシを食いながら心の中のつぶやきをセリフ化する、あれと同じ演出です。あのドラマに人気が出たのは、ひとえに菜々緒の心のセリフがあったから。自分なりに言い回しをアレンジしたとも聞きました。あれこそが陰の主役といっていいくらい存在が大きく、主演の沢尻エリカを大いに引き立てました」

 さらなる飛躍と注目が必至の菜々緒。女優としてのステイタスが、破局のショックを癒してくれるのかもしれない。