ベネッセ、お詫び金券寄付先の『ベネッセこども基金』10月末に設立手続き完了予定

写真拡大

 出版・通信教育大手のベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)は、今年7月に発覚した約3504万件の顧客情報漏洩事件に関連し、社会を騒がせたお詫びの一つとして『財団法人ベネッセこども基金』を設立する。その役員及び評議員内定を10月15日に発表した。

 この財団は、10月末に設立手続きを完了することを予定しており、一般財団設立後は、公益財団法人への移行を早期に目指すという。

【関連:ベネッセお詫び500円の選択肢に「寄付」があることの是非】

■お詫びダイレクトメールで既に「寄付先」として稼働

 財団は設立手続き完了に先駆け、ベネッセが9月中旬から実施している、個人情報流出対象者に対する、流出を知らせるお詫びのダイレクトメールの中で、お詫び金券500円の使い方の選択肢として設定されている。

 この件については、ダイレクトメールを受け取った人から「お詫びの手紙で寄付を募るのはいかがなものか」など疑問視する声がネットに多くあげられている。

■活動内容

 財団では今後、子供達が安心して学習に取り組める社会を目指し、取り巻く環境や社会的課題の解決、学びの機会の提供、そして既にある団体とも連携しながら、効果的な活動を行っていくという。
具体的な活動計画については、「財団法人設立後、財団ホームページ等で随時ご報告をしてまいります。」としている。

■今回内定が発表された役員及び、評議員

―代表理事理事長:小林登氏
東京大学名誉教授、国立小児病院名誉院長

―代表理事副理事長:原田泳幸氏
株式会社ベネッセホールディングス代表取締役会長兼社長
株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長

―理事:耳塚寛明氏
お茶の水女子大学理事・副学長
教育社会学

―監事:尾尻哲洋氏
辻・本郷税理士法人特別顧問
税理士

―評議員:高野一彦氏
関西大学社会安全学部・大学院社会安全研究科
副学部長・教授

―評議員:宮城治男氏
特定非営利活動法人エティック代表理事

―評議員:福原賢一氏
株式会社ベネッセホールディングス
代表取締役副社長兼執行役員CAO兼CFO