あなたは幾つ知っていた?? 知らずにやってた「勘違い家事」7選

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皆さんはいつどこでどうやって家事を覚えましたか?

スクールに通って専門的に習っている方もいらっしゃるかもしれませんが、大抵の方はお母さんがやっているのを見たり、お手伝いをする中でなんとなく覚えていくのではないでしょうか?

ただし、掃除、洗濯、炊事と家事にはやるべきことが沢山ありますよね。そのため、なんら疑問に思わず、教わったやり方や思い込みによって「実は勘違いをしていた」「もっとよいやり方があった」なんてことはよくあります。

今回は、そんな勘違い家事のあれこれから必見といえる7つのケースをご紹介します。中にはずっと実践していたが故に思わずショックを受けてしまうような勘違いが含まれているかもしれませんが、新たに得た知識として、今日からさっそく実践してみて下さいね。それではチェックしていきましょう。


●布団を干して叩いている?
布団を干したら、布団叩きでしっかり叩いてホコリを落とす――、なんて思っている人は多いでしょう。しかし、これはまさに「勘違い家事」の代表格と言えるものです。

そもそも布団は干しても叩いてはいけません。布団の中綿を痛めてしまうのと、布団の中にあるダニの死骸や糞を砕いて細かくし拡散してしまうからです。また表面近くにいるダニを布団の奥に追いやってしまうという可能性もでてきます。

布団は叩くのではなく表面のホコリを払う程度でよいでしょう。そして、天日干しをした後は両面を掃除機や専用機でしっかり吸いましょう。もちろん、これで完璧に除去できるというわけではありませんので定期的に布団を丸洗いすることも大切と言えますね。


●食器は汚れを浮かすために浸け置き洗い?
2011年、衛生微生物研究センターが発表したことで当時大きな話題になったのがこちら。「何年もやってきたのに・・・」と頭を抱えた主婦や一人暮らしの方は大勢いたことでしょう。食後すぐに食器を洗わず、とりあえず水に浸けている人は要注意なのです。

なぜなら同センターは食器を約10時間、水に浸け置きすることで水の中の雑菌数は約7万倍に増殖するとのいう研究結果を発表したからです。再現実験で浸け置きされた食器はその後食器用洗剤&スポンジで洗っても多くの細菌が残ってしまい食中毒のリスクもあると伝えています。

本来なら食器の内側だけ汚れていたものを、浸け置きすることで外側にまで広げているわけですから当然と言えば当然のことかもしれませんね。やはり基本は雑菌が繁殖する前――、食後はできるだけ速やかに食器を洗うのがよいと言えるでしょう。


●クリーニングで受け取った衣類、ホコリよけのビニール袋はつけたまま?
クリーニングに出して戻ってきたスーツやワイシャツ、コートはクリーニング袋(ビニール)に包まれていますが、実はこのビニール袋、あくまでも持ち帰る過程でホコリや汚れがつかないよう包んでいるもの。保存のために包んでいるわけではないのです。

ビニール袋に包んでいると通気性が著しく悪くなる上、クリーニングでついた臭いも取れ難くなってしまいます。もし衣類に問題があった場合、これがクリーニングに出した半年後や一年後だと、まずクリーニング屋に問い合わせても取り扱ってはくれないでしょう。

理想はすぐにビニール袋を外すこと。陰干ししてからクローゼットにしまうのがよいでしょう。仕上がり具合を確認することもお忘れなく。


●洗剤は多めにいれて汚れ落ちアップ?
こちらは“洗濯時の常識”と言ってもいいかもしれませんね。なんでもそうですが、「多い分には問題ない」と思ってしまうのが人間です。洗濯でも洗剤を多めに投入すれば、その分汚れが落ちるだろうと考えがちですが、そんなことはありません。

なぜなら、世のメーカーが出している洗剤は日々研究、開発、実験に明け暮れた集大成であり、決められた水の量に対し最も効果的に汚れが落とせるよう確認した上で洗剤の配分を示しているわけです。“なんとなく”で多めに洗剤を投入する必要もないでしょう。

また、あまり洗剤を入れすぎると洗濯層や衣類に残ってしまうことがあり、衣類に汚れが付きやすくなってしまう上、人によってはお肌のトラブルが起こる可能性もありますので注意が必要ですね。


●食器を洗った後のスポンジは除菌の泡をつけたまま?
除菌を謳った食器用洗剤が巷に溢れています。そもそも台所とは一番清潔に保ちたいと思う反面、火や水を使うことから菌が繁殖し易い場所です。

そんな折、食器を洗った後のスポンジにも細菌が溢れているということをご存知でしょうか?除菌のためと泡のついたスポンジをそのまま放置している人も少なくないものと思われますが、こちらも気をつけて頂きたいところ。

泡は残っていても水分や食べかすなどがあれば雑菌は繁殖してしまいます。やはり大切なのは一回一回スポンジをしっかり洗って絞り、通気性のよいところで乾かしておくということですね。


●部屋の掃除はまず一気に掃除機で?
掃除となれば一気に掃除機をかけているという方は是非ともチェックしてほしいのがこちら。勢いに任せて一気に掃除機をかけるということは、ある程度のホコリを取り除きつつも、他方では排気でホコリやダニを空中に舞い上げていることにもなります。

ホコリのみならず、ダニの死骸や糞、カビは一度空中に舞えば再び落ちてくるまでに2時間要すと言われており、季節によっては花粉、ご家庭によってはペットの毛なんかも含まれるでしょう。これらがアトピーやアレルギーを引き起こす一因になる可能性もあります。

フローリングであれば、まず全体を軽く雑巾がけしたりペーパーモップで拭いたりして、残ったホコリだけを掃除機で吸い取るようにするのが一番ホコリを舞い上げずに済む方法です。また、絨毯であれば素材にもよりますが、定期的に固く絞った雑巾で水拭きしてから日陰干しをするのがよいでしょう。


●辛いあかぎれ、水仕事は「軟膏+ばんそうこう+ゴム手袋」がベスト?
すっかり肌寒くなってきましたが、冬場の水仕事は誰にとっても一層悩ましくなるもの。家事の天敵=あかぎれは空気の乾燥による手肌の水分・油分・栄養不足が大きな要因と言われます。

軟膏やクリームを塗ってばんそうこうを貼りその上からゴム手袋をはめる方は多いと思います。水に極力触れず、適切な湿度を維持するためですが、家事とは常にバタバタしながら進行するもの。ゴム手袋をいちいち着脱したり、作業の度にクリームを塗るというのも大変です。

そんな折、昨今はキズを乾かさず適切な湿度を保ちつつ、キズができた際に出てくる体液を保持すると早くきれいに治る「モイストヒーリング」という考え方が浸透しています。実はこの方法、これからの季節、気になる人も多いあかぎれにも適しているのです。

そんな「モイストヒーリング」ができる「バンドエイド」(R)キズパワーパッド(TM)はあかぎれになった箇所をきれいに洗い、貼るだけ。軟膏やクリームを塗る必要はなく、完全防水によりゴム手袋でカバーせずともそのまま家事をすることが可能です。濡れてもしみないのが嬉しいですね。

本記事の執筆時、主婦のスタッフ数名に試して貰ったところ、実際にあかぎれに悩んでいたというAさんは「防水効果が予想以上でしみなくなりました。何度も薬をぬる必要もなくなり助かっています」と話し、切りキズに使ったというSさんも「水仕事をしても水分が入りこまず、はがれにくいのでスゴい」と驚いている様子でした。

「水仕事用」タイプであれば指先の細かい作業もできますし、まさに自然治癒力を使った主婦の強い味方と言えそうです。

「あかぎれ」はキズパワーパッド(TM)で治そう!

●記事監修:矢野きくの(家事アドバイザー)

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