左から美弥子役の木村文乃、鈴木役の松田翔太、マユ役の前田敦子

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映画『イニシエーション・ラブ』が、2015年に全国東宝系で公開される。

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同作は、2004年に発売された乾くるみの同名小説が原作。青春恋愛物語を描きながら、最後の2行でミステリーに変わるというトリックで注目を集め、発行部数は100万部を超えている。物語は、1980年代の静岡を舞台にした「Side-A」と東京を舞台にした「Side-B」で構成。「Side-A」は、就職活動中の奥手な大学生・鈴木と歯科助手・マユのぎこちない恋愛模様を描き、「Side-B」は、就職のために上京した鈴木と静岡に残ったマユの遠距離恋愛が次第に上手くいかなくなっていく様を描く。映画ではラストの5分にトリックが盛り込まれるという。

主人公の鈴木役を演じるのは松田翔太。マユ役を前田敦子が演じるほか、「Side-B」で鈴木、マユと三角関係になる美弥子役に木村文乃がキャスティングされている。監督は堤幸彦が務める。

【松田翔太のコメント】
堤監督とは十数年前にお会いする機会があり、今回この作品に呼んでいただき、改めて俳優としてお会いできとても嬉しく思っています。台本と原作を読ませていただき、80年代ならではの男女の交際や、原作の持つ世界観がとても面白いと思いました。ファッション的にも当時のものにこだわり、皆さんにこの世界観に浸っていただき、シュールなミステリーを味わって頂きたいとおもいます。僕も堤監督の描く『イニシエーション・ラブ』を味わって参加して行きたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

【前田敦子のコメント】
今回の役柄は、今まで体験したことのないキャラクターなのでとても楽しみです。設定も自分が生まれていない時代背景なので、それも楽しみたいです。原作もとても人気がある作品なので堤組の皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います。

【木村文乃のコメント】
いつかご一緒できたらと願っていた堤監督との初仕事なので今からとても楽しみです。ほとんどが松田さんとの会話のシーンになるので、二人の微妙な距離感とちょっとした駆け引きを、空気感を大事に丁寧に重ねて行けたらなと思っています。

【堤幸彦のコメント】
なんて挑みがいのある作品なのか!時代設定、キャラクター設定、そして驚愕のストーリー設定、全てが映画的だ。最高のキャストと我がチームの持てる力をフル動員して、この一筋縄ではいかない『イニシエーション・ラブ』に挑みたい。

【乾くるみのコメント】
アレを映像化するのですか?本当に?いえ、こちらとしても損はない話ですから、どうぞご自由に。おそらく原作とはかなり違ったものになるのでしょう。ちなみに、原作には混浴露天風呂のシーンはありません。観光地でグルメを食べ歩きするようなシーンもありません。そういう要素を無理やりねじ込んだ映画版を見てみたい気持ちも少しだけありますが、何卒お手柔らかにお願いします