『大根おろしアート』(主婦の友社)
Twitterで話題の大根おろしアートをとりあげたアートレシピBOOK。第一人者のきみまろっく氏の作品10点(新作5点)に加え、大根おろしアートにハマった人々による32作品、計42作品を収録

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10月10日に発売された『大根おろしアート』(主婦の友社)。
大根おろしを使って作る白くまやパンダ、アルパカ。
カエルにうなぎ、オバマ大統領といった変わり種も登場する。

アートというと、手先が器用な人のためのものというイメージがあった。
子どもの頃から不器用で、雑誌付録の「日光写真カメラ」すら
マトモに組み立てられなかった私には縁遠い存在。
でも、この本によると大根おろしアートは
「簡単に作れて、もし失敗してもすぐにやり直しがきく」という。
確かに大根おろしなら、成形がうまくいかなければ、潰してやり直せばいい。

ブームの火付け役になった「白くま」の作り方はこうだ。
しっかり水気をきった大根おろしで、頭や胴体、腕などのパーツを作る。
各パーツを組み立てる(水分多めの大根おろしが接着剤代わりにもなる)。
焼きのりを目や鼻に見立てて切り、貼り付ければできあがり。

意外と簡単できちゃうもの……?
おっかなびっくり、白くま作りにチャレンジしてみた。

用意するのは大根おろし1本分、そして焼きのり。
今回、土台にした鍋は「豚バラと白菜のミルフィーユ鍋」。
具材がぎっしり詰まり、安定するので大根おろしアート愛好者にダントツ人気だという
1枚ずつはがした白菜と豚肉を交互に重ね、鍋に隙間なく詰め込むだけなので、
不器用クラスタでも安心。

ボウルいっぱいの大根おろしをギュッと絞り、胴体から作っていく。
サイズ感としては、日本昔ばなしに出てくるデカいおむすびのイメージ。
少し前かがみの状態になるよう角度をつけると、バランスがとれるらしい。
腕はもっちりと太め。頭は体に比べて、ぐんと小さくする。
ほっぺたをふっくらさせるのが重要。
ほほがこけると、キツネ感が高まり、角張るとスフィンクスが降臨する。
形が決まったら、焼き海苔で目や鼻を作っていく。



作る人が変わると、作る過程や出来上がりがまるで違ってくるのも楽しい。
「『合体系』と『手びねり系』に大きく分かれますね」
「できあがりが本人の顔に似てくる」
「大根おろしアート占いができそう」
「これに付き合ってくれる時点でいい人でしょう!」
と、ギャラリーも盛り上がる。



懸命に大根おろしと向き合う作る姿に胸きゅん…! があるかどうかは別として、この冬の鍋シーンを大いに盛り上げてくれそうな大根おろしアート。ひとつ、ふたつマスターしておくと役に立ちそう。次はパンダに挑戦だ!
(島影真奈美)