日本vsブラジル 試合後のアギーレ監督会見要旨

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[10.14 国際親善試合 日本0-4ブラジル シンガポール]

 日本代表は14日、シンガポールのナショナルスタジアムでブラジル代表と対戦し、0-4で敗れた。FWネイマールが国際Aマッチで初の1試合4ゴールをマーク。アギーレジャパン初の海外での強化試合はブラジルのエースの独壇場となり、4失点の完敗を喫した。

以下、試合後のアギーレ監督会見要旨

ハビエル・アギーレ監督

「前半は戦うことができて、いい時間帯もあったと思う。最少の得点差で抑え、岡崎のチャンスもあった。しかし、2失点目のダメージが大きすぎた。我々は点を取ろうとしていたが、中盤でのミスから失点してしまった。その後も点を取ろうとプレーしたが、自分たちのスローインやCKから相手のチャンスになり、ネイマールのような素晴らしい選手とその仲間たちにやられてしまった。しかし、我々の目的は変わっていない。アジア杯に向けて選手を選考すること。そして今日も選手を見ることができた」

―後半、失点を重ねるにつれて選手も下を向いていたように見えたが?

「その意見には同意できない。チームは最後まで戦っていた。ガードを下げたことはなかった。少し形が崩れ、2点目のダメージが大きかったが、93分間走り続け、戦い続けた。目の前に世界最高の選手がそろっている中でそれができた。2失点目のダメージがあまりに大きすぎてチームが崩れた。15分間、非常に悪い時間帯があった。チームが崩れることはあったが、戦いをやめることはなかった」

―選手を見ることができたことでの収穫は? 4試合のテストが終わったが、アジア杯に臨む23人のうち何人かは決まっているのか?

「もちろん、もうすでに決まっている選手たちもいる。しかし、それを発表するのはアジア杯のリストを発表するときだ。どの試合でも教訓は得ることができる。今日の試合の教訓は、ビッグチームと対戦するときはミスを犯してはいけないということ。もう一つ、今日は私にとって重要な試合だった。こういった逆境の中で選手を見ることができた。敗戦で喜ぶことはない。しかし、試合後のロッカールームで選手が力を出し尽くした姿が見られたので、そこはよかったと思う」

―ネイマールのプレーについては? 試合後、選手にどんな言葉をかけたか?

「ネイマールは素晴らしい時期を過ごしている選手だ。W杯のあと、彼のキャプテンとしての地位はさらに強固になった思う。ブラジル代表でもバルセロナでも、彼の立場はより強くなったと思う。選手にかける言葉は、試合前も試合後もロッカールームの中にとどまる」

―過去のブラジル戦の中でも今日が一番アグレッシブだったと思うが、岡崎へのサポートが少なかったように見えたが?

「ブラジルと対戦して攻撃的に行こうとするのは簡単なことではない。相手のキープ率のほうが高くなるのは当然で、相手のほうがゴールチャンスをつくるのも妥当だと思う。もちろん、これからは数少ないチャンスをものにしていくことが必要になる。チームは最後まで戦った。岡崎や柿谷のヘディングの場面もあった。前に行くとき、もっとそこにボールが入る形を模索しないといけない」

―ピッチ状態は影響したか?

「私は言い訳を探すことはあまりしない。今日のピッチのことをコメントすることもできるし、ハンドやオフサイドを取らなかったレフェリーにコメントすることもできる。ピッチが我々に影響したとはまったく思わない。シンガポールの方々に招待していただき、このスタジアムを使わせていただいたことに感謝している。いつかまたここに戻ってきて、より良い結果を残せればと思っている」

―ブラジルとの一番の差は何か?

「今日の両チームの違いは選手の若さだったかもしれない。今日はJリーグの若い選手を7人起用した。そこが一番違ったかもしれない。2点目を取られたところで、初めて強豪と対戦した選手が少し自信を失ったことも考えられる」

―ブラジルという世界最強の相手に若い選手をぶつけた意図は?

「選手たちのキャラクターを見るためだ。アジア杯に向け、重要な責任のある場に挑めるかどうかというところを見た。たくさんの結論を出すことができた」

―この2試合でハーフナーや西など使わなかった選手もいるが?

「23人全員を使い切るのは非常に難しい。今回は権田や水本も出ることができなかった。次の合宿でも全員を使い切るのは難しいと思う。いずれにしても、彼らは代表の練習で見ているし、視察でも見ているので心配しないでほしい」