52分からピッチに立った武藤は、得意のドリブルでチャンスメイク。ブラジル相手に互角に渡り合った。 (C) SOCCER DIGEST

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【週刊サッカーダイジェスト特派記者による寸評・採点】
取材:五十嵐創(週刊サッカーダイジェスト編集部)
 
日本 0-4 ブラジル
【マッチレポート】

 
【日本代表】
[GK]
1 川島永嗣 5 
カウンターから沈められた1、2失点目はノーチャンス。劣悪なピッチ状況を考慮してフィードを多用したが、つなげる場面もあった。
 
[DF]
21 太田宏介 5.5 
果敢なオーバーラップでサイド攻撃を活性化。鋭いクロスも何本か供給したが、上がった裏をカウンターで突かれ、ピンチになる場面も。
 
6 森重真人 5 
カバーリングを強く意識し、中盤を抜けてきた相手アタッカーをケアしたが、カウンターではネイマールにちぎられてゴールを許した。
 
16 塩谷 司 5 
コンビネーションで突破してきたD・タルデッリに食いつき、裏のスペースを空けて失点。1対1の場面でもネイマールに翻弄された。
 
3 酒井高徳 5.5 
右サイドを精力的にアップダウン。厳しく寄せてボールを奪い、そのまま前線まで持ち上がるなど、持ち味である推進力は披露できた。
 
[MF]
22 田口泰士 5 
頻繁にボールを受けてパスをさばき、前線への効果的なくさびも何本か見せた。一方で守備時のポジショニングには大きな課題を残す。
 
17 森岡亮太 4.5 
安全な位置でつなぎに参加するだけで、ゴール前での仕事は皆無。ワンツーで簡単にかわされてピンチを迎えるなど、守備でも穴に。
 
7 柴崎 岳 4.5 
軽率なミスでボールを奪われ、2失点目の引き金に。フィジカルの弱さを露呈し、供給源になるどころか満足にキープもできなかった。
 
[FW]
8 田中順也 5 
相手SBのオーバーラップをケアできず。太田を使ってチャンスを作ったが、自ら勝負する場面は少なく、積極性が感じられなかった。
 
9 岡崎慎司 5.5 
孤立するなかでも、身体を使ってボールを収め前線の基点に。角度のないところから放ったポスト直撃のシュートが決まっていれば……。
 
19 小林 悠 5 
ロングボールの競り合いにことごとく勝ったのは評価できるが、崩しの局面でアイデア不足か。23分に放ったボレーは上へ外れた。
 
[交代出場]
4 本田圭佑 5 
後半頭からの出場で左ウイングに入り、52分に右へスライド。右SBの酒井高とのコンビネーションで仕掛けたが、突破できる気配はなかった。
 
14 武藤嘉紀 6 
左サイドでボールを受け、得意のドリブル突破でチャンスメイク。「今までで一番強かった」と認めるブラジル相手に互角に渡り合った。
 
13 細貝 萌 5 
アンカーとして途中出場し、終盤はインサイドハーフへ。守備のバランス取りに腐心したが、相手のカウンターを潰しきれなかった。
 
11 柿谷曜一朗 ― 
劣悪なピッチ状況を苦にしない、巧みな技術を披露。ロングボールを収めて後列の攻撃参加を促進し、88分に惜しいヘッドも放った。
 
15 鈴木大輔 ― 
右CBで投入。勝負が決まっている状況で、目立ったプレー機会もなかったが、場の雰囲気を味わえたのが本人にとってはプラスか。
 
[監督]
ハビエル・アギーレ 4 
貴重なブラジル戦でサブメンバーを大量に先発させた意図が分からない。ベストメンバーを送り出し、日本の現在地を探るべきだった。