今年を振り返る藤田光里(撮影:ALBA)

写真拡大

 10月13日(月・祝)に契約メーカーのイベントに参加した藤田光里が、今シーズンのここまでの感触、そして残り試合に向けての意気込みを語った。
【関連リンク】藤田光里フォトギャラリーではグラビアPHOTOを多数掲載中!
 ルーキーでは史上初となる“ファイナルQTトップ通過&新人戦勝利”を達成した大物新人として、今季の国内女子ツアーに登場した藤田。しかし開幕戦から3試合戦連続で予選落ちを喫し、思わぬスタートとなってしまう。「ツアーに慣れるのに時間がかかってしまいました。最初は緊張とかもあって・・・」とシーズン序盤は苦しんだ。
 だが、そこは並の新人ではなかった。「アクサレディス宮崎」で初めて予選を突破して以降は調子を上げていく。7月に行われた「日医工女子オープン」では会心のイーグルを奪い単独3位に入るなど、ファンが期待した通りの結果を出した。特に2位タイと首位に肉薄した「ニチレイレディス」は、妹の美里さんがキャディとして担ぐ最後の試合だったこともあり、「そこで頑張れてよかった」と大事な試合で結果を出せた喜びを語った。
 しかし、8月に入る頃からショットの調子を落としてしまう。さらに病気となる不運も重なったこともあり、ここ数試合、自身が望む結果を出せてない状態が続いている。加えて「これまで賞金シードなどもありプレッシャーをかけてやってきたが、ある程度のラインに到達したことで最近それが薄らいできてしまっているのかもしれない」と気持ち的にも緩んでしまった部分があった。
 「それでも…」と付け加える。「今は楽しくゴルフができているし、ショットは復調してきています」。さらに先週の「スタンレーレディス」では、予選落ちとなったものの、あることを掴んだという。それは2日目の+6を叩いてしまった後のことだ。
 10打叩いた15番を出るときに「どういう気持ちで回ったらいいのかと一瞬悩んでしまった」が、気持ちを切り替え「取り返せるだろうという気持ちでラウンドしようとやりました」。そこから残り3ホールをスコアを落とすことなく、パーを並べた。今まではスコアを大きく落としたホール以降、気持ちが切れることがあったが、この日はスコアも気持ちも崩さなかったことが自信になったという。
 今シーズンが国内女子ツアー初のフル参戦となる藤田。ここまで28試合に出場、80ものラウンドをこなしているが「疲れとかは問題ありません」と今もなお元気な姿を見せる。藤田といえばツアー中も遅くまで練習することで有名だが、「練習のあとにちゃんと睡眠を取れているので、体力を維持できています」と笑顔を見せた。
 これからについて聞かれた藤田は「残り試合、自信を持って戦っていきます」と前を向いた。残り僅かとなった今シーズン、ツアー初優勝に加え、賞金ランク25位以内の選手に出場権が与えられる最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を目標に据えている。イベントの終盤、ファンの「リコーで待ってるよ」という声に笑顔で応えた藤田。もう一度気持ちを引き締め、残された試合を一試合一試合自分を信じて戦っていく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

【舩越園子コラム】過渡期に遭遇した石川と松山の運命
「スタンレーレディス」の模様はフォトギャラリーで!
「ビッグバーサ アルファ」がよりやさしく、より強弾道に進化!