「触覚を持つ机」を埼玉大学が開発。机に触れてPCを操作、家電への応用も

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10月7日に開幕したCEATEC JAPAN 2014 より。埼玉大学の辻研究室は、触覚を持つ机「Haptic desk(ハプティックデスク)」を出展しています。

Haptic deskは触れた位置と圧力を検知できる机。仮想ボタンを利用してPC等の操作も可能です。会場より実物インプレをお届けします。

触覚機能を持つ机「Haptic desk」は、机の脚に3軸または6軸の力覚センサを装着し、Haptic Desk アプリケーションがインストールされたPCにUSBケーブルで接続した構造。

脚の力覚センサーから送られてくる情報を、埼玉大学辻研究室が実現した「触覚信号処理技術」で処理し、机のどの箇所にどのような力で触れているかを検知できます。

特別な机を必要とせず、脚に力覚センサーを取り付けるだけで机をタッチインターフェイスとして利用できるため、センサーの小型化やワイヤレス化とあわせ、将来的には他の家具や家電、更にはタッチセンサーの実装が難しい超大型ディスプレイへの応用も期待できるとしています。

Haptic deskは、触れた位置だけでなく圧力も検知します。

机に触れた位置はリアルタイムでPCのディスプレイ上に表示されます。机に「仮想ボタン」を配置しアプリケーション操作と対応付けることで、対応した位置に触れてのアプリ起動や、机の端に触れてのパワーポイントのスライド送り等も可能。1度押しと長押しを区別するため、機能の割り当てによっては複雑な操作も行えます。

また、あらかじめ置いたときの質量を登録しておけば、「机の上にパソコンが置かれている」といったことまで認識。お絵かき機能も搭載し、机をタッチパッドとしてお絵かきを楽しめるほか、押す圧力とペンの太さを対応付けての"筆圧検知"にも対応します。

あらゆる家具と家電がワイヤレスで繋がると言われているスマートホームの未来において、タッチで様々な操作ができる机「Haptic desk」の応用の幅は計り知れないのではないでしょうか。今後の応用が非常に楽しみです。