新米マイスターチャレンジ


新米の季節、世は空前の「ブランド米」ブーム。「ゆめぴりか」「つや姫」など、ブランド米を選んで食べる世代が増えている。

パナソニックの調査によると、40代〜60代はお米の銘柄にだわりを持っている人が31.9%いるらしい。そんなパナソニック主催の新米マイスターチャレンジに行ってきた。講師は5つ星お米マイスターの澁谷梨絵さん。

澁谷さんによると、日本におけるお米の種類は増加傾向。現在、その数なんと約490種(実際に作付けしているのは270品種)。これだけ数があれば、こだわりも生まれてくるというもの。

■お米の品種は約490品種(日本国内)
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今回はそんな中、基準米+4種の新米5銘柄の違いをテストする会。「利き飯」のポイントは5つある。これは「食味ランキング」の評価方法として採用されている「食味官能試験」の手順を参考にしているということだ。

1.外観=見た目の見比べ
2.香り=ご飯の真ん中を割って、香りの善し悪しを比べる
3.味=ご飯を一口入れて、味の善し悪しを比べる
4.粘り=ご飯を噛んで、粘りが強いか弱いかを比べる
5.硬さ=ご飯を噛んで、堅いか柔らかいかを比べる

基準米を食べながら、それと比べてそれぞれのお米が基準より強いか弱いかをチェックしていく。基準米と比べてあっさりさっぱりしているものもあれば、もっちりしているものも。香りが強かったり弱かったり。同じお米でもこうまで違うのかと、食べ比べてわかる。

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中央が基準米。黄、青、緑、赤の5種類を味比べ

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正解はこちら。基準米は新潟県産「こしひかり」、緑は秋田県産「あきたこまち」、赤は宮城県産「こしひかり」、黄が茨城県産「ひとめぼれ」、青が山形県産「ミルキークイーン」。

澁谷さんのおすすめは、この5種類のほかに熊本の「森のくまさん」と長崎県産の「にこまる」。森のくまさんは、こしひかりとひのひかりの中間で食べやすい。「にこまる」は、食味ランキングでも特Aを連続受賞する高評価だとか。

お米の味の違いがわかったところで、お米の炊き方について。お米を美味しく炊くのであれば文化鍋や土鍋など様々あるが、高級炊飯器もあなどれない。実際に古い炊飯器と高級炊飯器(ここではパナソニックの炊飯器「Wおどり炊き」のSR-SPX4シリーズ)でミルキークィーンを炊き比べてみると、全然違った。

ミルキークィーンはモチモチした食感が特徴だが、そのモチモチ感が高級炊飯器であるSR-SPX4シリーズの方がはっきりと出てくる。米本来の特徴をはっきりとだしてくれるのは、うれしい。

■イベントの最後は、炊いたお米にぴったりの「ご飯の友」で味比べ
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ご飯の前に居並ぶ「ご飯の友」たち

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ご飯の上にのっけてみた「ご飯の友」たち

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参加者一同、米を食べまくります。

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気に入ったのは「こしひかり」「ミルキークィーン」。そこで鮭のほぐし身をチョイス。

この高級炊飯器SR-SPX4シリーズは、三洋電機の炊飯器で搭載されていた、変動する圧力で米をかき混ぜる「Wおどり炊き」を搭載するほか、銘柄の炊き分け機能を強化。それぞれの銘柄にあわせた最適なお米の炊き方を自動でやってくれる(25銘柄26品種)。

実際に自分が炊いたわけでもなく、また長期間この炊飯器でお米を炊き続けているわけではないので、最終的なジャッジはできないが、少なくともミルキークィーンの炊き分けには驚きがあった。

講師の澁谷さんによるとブレンド米でも標準の設定でかなり美味しく炊けるとのこと。ブレンド米というと、悪いイメージだが実は違う。お米屋さんに相談して例えば「おにぎりにあうお米」や「肉にあうお米」などリクエストをするとそれに合ったお米を教えてくれたり、ブレンドしてくれることも。そういう意味でお米屋さんというのは、バーにおけるバーテンダーと同じだと思う。バーでは好みの味やお酒を言えば、最適なカクテルをだしてくれる。それと同じように、お米屋さんがアレンジしてくれるお米を食べてみる。そのことが、食の楽しみにつながる。

今回、ブレンド米も美味しく炊けると澁谷さんがお話をしてくれたのは興味深かった。銘柄による炊き分けもいいが、ブレンド米も本当に美味しく炊けるのか、高級炊飯器のポテンシャルは今後もチェックしていきたい。

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