記録更新で初優勝を果たしたI・H・ホ(撮影:ALBA)

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<TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 最終日◇12日◇TOSHIN Golf Club Central Course(7,004ヤード・パー72)>
 国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」の最終日。初日から首位を走る韓国のI・H・ホが最終日も磐石のゴルフで5つスコアを伸ばしトータル28アンダーで逃げ切り、嬉しいツアー初優勝を挙げた。
I・H・ホ、目指すは世界新記録!「いけると思います」
 昨日は最低でも30アンダーを目指したいといっていたホだったが、惜しくも目標には2打届かず。「正直、優勝よりも30アンダーを出したい気持ちが強かった」と複雑な表情をみせたが、72ホールの国内男子ツアー最多アンダーパー記録、26アンダーは更新した。
 この日は同じ韓国のS・H・キム、ジャン・ドンキュと同組に。記録更新へ、ホがバーディを獲るとキムらとハイタッチするなどいい雰囲気でラウンド。「緊張するタイプではない」というホは優勝争いのプレッシャーをほとんど感じることなくプレーしていた。後半、「これまでよりパターが悪かった」と思うようにスコアを縮められなかったが、後続には影すら踏ませず逃げ切った。
 日本ツアーで活躍すれば、次は米国ツアーへと考える韓国人プロが多いがホは現時点ではそういう考えではなく、「米ツアーで優勝することが最高の名誉だとは考えていない」という。むしろ、「ゴルフに関する様々な記録を塗り替えたい」と勝利数よりも記録の更新に心血を注ぎたいそうだ。
 ヤーデージブックは使わずプレーする感覚派で、そのプレースピードはかなり速い。あまりに速くプレーするため、仲間のプロに「真剣にやっているのか?」と突っ込まれることも。その時に「レースが本業で、ゴルフは趣味」と冗談で答えたところ、それが広まりこの日は表彰式でトーシンの石田信文社長からそのことを言われてしまった。これには「冗談が大きくなってしまって」と苦笑しきりだった。なお、実際に2年ほど前まではレーサーのライセンスも持っていたという筋金入りの車好きだという。
 髪の色やアルマーニのサングラスなど見た目も特徴的だが、キャラクターも特徴的なホ。プロがプレーするにはかなり難易度が低いコースとはいえ、記録の更新は快挙には違いない。優勝よりも、記録。個性派の韓国人プロは、これからも我が道を突き進む
<ゴルフ情報ALBA.Net>