オウンゴールを誘った柴崎(右)は持ち前のパスも冴えた。一方、フィジカルの強さを見せた本田(左)だが、33分の絶好機を外す……。 (C) SOCCER DIGEST

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【週刊サッカーダイジェスト特派記者による寸評・採点】
取材:白鳥和洋・五十嵐創・小田智史(週刊サッカーダイジェスト編集部)
 
日本 1-0 ジャマイカ|マッチレポート
 

 
【日本代表】
[GK]
12 西川周作 6 
押し込む時間帯が長いなかでも集中を切らさず戦った。フィールドプレーヤー並の足技はさすがの安定感。定位置争いで一歩リードか。
 
[DF]
3 酒井高徳 5.5 
27分に自陣でパスミスを犯すなど軽いプレーが散見。33分の本田へのスルーパス、40分の岡崎へのクロスがなければ、より厳しい採点に。
 
5 長友佑都 5 
何度も仕掛けたオーバーラップは結局、得点につながらなかった。ドリブルのコース取りに苦労していた印象で、79分に痛恨のパスミス。
 
6 森重真人 6 
吉田不在の最終ラインをCBとして統率。ミスは71分に中央突破を許した程度で、悪い出来ではなかった。無失点は評価できるだろう。
 
16 塩谷 司 6 
武藤と同じくA代表初先発で、森重と連係しながらピンチの芽を摘んだ。組み立ての局面で、縦パスを何本か通した働きも見逃せない。
 
[MF]
7 柴崎 岳 6.5 
立ち上がりから落ち着いてボールを捌き、16分に右サイドからのシュートでオウンゴールを誘う。53分には超絶スルーパスで会場を沸かせた。
 
10 香川真司 5.5 
ドルトムントでの躍動感は影を潜め、インサイドハーフとして不完全燃焼。見せ場は15分のミドルと61分の武藤へのクロスくらいか。
 
13 細貝 萌 6 
寄せのスピードに加えてボールハントの上手さも際立った。中央の守りが破綻しなかったという意味で、貢献度はまずまず大きかった。
 
[FW]
4 本田圭佑 5.5 
マッチアップの場面でフィジカルの強さを見せつけた。ただ、33分にGKとの1対1でチップ気味のシュートを外したのは痛恨だろう。
 
9 岡崎慎司 6 
縦と横に動いてパスを引き出しつつ、シュートも果敢に狙った。惜しむらくは無得点に終わったこと。56分の決定機は決めたかった。
 
14 武藤嘉紀 5.5 
19分にクロスから好機を演出し、61分にはヘディングシュートを放つが、いずれもゴールにつながらず。「よっちの日」ではなかった。
 
[交代出場]
19 小林 悠 5.5 
72分の近距離からのシュートは、GKが阻止。タイミングよくDFラインの裏に抜け出したかに見えた73分のフリーランはオフサイドに。
 
11 柿谷曜一朗 5.5 
狭いスペースでの技巧が光りながらも、決定的な仕事はできず。ゴールへの意識は感じたものの、目に見える結果を残せなかった。
 
21 太田宏介 ― 
90分には、ショートコーナーから必殺の左足クロス。限られた出場時間のなかでも、自らの武器でチャンスを作った点は評価できる。
 
22 田口泰士 ― 
守備のバランスを取り、クローザーとしての役割を全う。代表初キャップを刻み、ミックスゾーンでは笑顔を振りまいていた。
 
[監督]
ハビエル・アギーレ 5.5 
アンカーと2CBを軸とするディフェンスがまとまっていた反面、明確な攻撃の形を今回も示せず。香川の起用法は次回以降の課題に。