【マッチレポート】日本 1-0 ジャマイカ|アギーレ体制で初勝利も歯がゆい内容に…

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 10月シリーズの第1戦となるジャマイカ戦で、日本代表はついにアギーレ体制での初勝利を飾った。
 
 日本のスタメンは、3トップが右から本田圭佑、岡崎慎司、武藤嘉紀と並び、中盤は代表復帰した香川真司を左インサイドハーフで起用。右に柴崎岳が入り、アンカーには細貝萌が起用された。吉田麻也が負傷離脱した最終ラインは、右SBに酒井高徳、CBは塩谷司と森重真人がタッグを組み、左SBには長友佑都が入った。そして、GKには初陣の2連戦でフル出場した川島永嗣ではなく、西川周作が先発起用された。
 
 日本は序盤、高い位置からのアグレッシブな守備でリズムを掴んだ。4分、相手のブロックに遭ったもののペナルティーエリア内で武藤、香川が続けざまにシュートを放つと、6分には岡崎が得たFKを本田が直接狙う。これはGKの好守に阻まれたが、日本は好調な立ち上がりを見せる。
 
 そして16分、日本は岡崎の果敢なボール奪取から生まれたチャンスを生かす。岡崎が本田へとつなぎ、その本田の背後を勢いよく走り込んだ柴崎へとスイッチ。柴崎が折り返したボールは、ジャマイカのDFモーガンのオウンゴールを誘い、先制点につながった。
 
 先制後、日本はさらに攻勢を強める。ゴール直後の18分、両サイドを幅広く使った攻撃から、最後は本田がフィニッシュに絡むもこれは枠を外れた。32分には酒井高が相手の横パスをカットし、前方の本田に絶妙なラストパス。本田はGKとの1対1を迎えたが、狙い澄ましたループシュートは、惜しくもバーの上に外れた。
 
 39分には、岡崎が至近距離から放ったバイシクルシュートも抑えが利かず枠を外れ、結局日本の1点リードのまま前半を終えた。
 日本は、後半もいい流れを保ったまま試合を運ぶ。ジャマイカの守備の緩さもあり、次々とチャンスを創出する。
 
 5分の岡崎のバイシクルシュートを皮切りに、7分には柴崎の絶妙なスルーパスに武藤が抜け出してゴールを狙う。16分には香川のクロスから再び武藤が決定的なヘディングシュートを放ち、20分には酒井高のクロスを香川が右足インサイドで、26、27分には香川、小林が至近距離からのシュートを放つ。しかし、決定機は量産するものの、いずれもゴールネットを揺らすことができない。
 
 日本は終始ボールを支配し、主導権を握ったままゲームを進めたが、結局追加点を奪えないままゲームを終えた。勝ちはしたものの、試合後の日本の選手たちの表情は冴えない。香川が「悔しさと課題が残る内容だった」と語ったように、アギーレ体制での初勝利も手放しで喜べるような内容でなかったことは確かだ。

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