森永乳業による実験結果

写真拡大

急に気温が下がって秋めいた季節になってきた。これから年末年始にかけて、グループ旅行や歓送迎会、クリスマスパーティーのほか忘新年会など人と会って食事する機会が増えるが、注意したいのは暴飲暴食だ。食生活の乱れが続くと、体への影響も気になる。

特に鍋シーズンということもあって肉の摂取量も増える。ニフティが公開した「冬の美味についての本音・実態調査」によると、鍋料理のうち人気がもっともあったのは、「すき焼き」だった(有効回答数3891)。

腸内環境悪化に対する抑制作用

肉食生活が続くと体にどのような影響があるのか。腸内の細菌バランスが崩れて悪玉菌が発生させる有害物質が増え、免疫力低下や慢性炎症の原因になると言われる。便秘がひどくなり腸内環境が悪化すると最悪の場合、重篤な病気に発展する可能性も。

厚生労働省のウェブサイト「e--ヘルスネット」でも、「たんぱく質や脂質が中心の食事」が悪玉菌の増える原因としていて、善玉菌の割合を増やすためにビフィズス菌や乳酸菌を含む食品を直接摂取する方法が推奨されている。

森永乳業が食事を肉と卵に限定した「肉食期間」を設け、ヨーグルト摂取によって腸内環境がどう変化するか調査する実験を行い、その結果を2014年10月1日に発表した。

「肉食期間」5日間に続けて、バランスのとれた食事の「回復期間」14日間を設定。22〜50歳の健常成人31人を「ヨーグルト摂取なし」「回復期間のみヨーグルト摂取」「肉食期間と回復期間にヨーグルト摂取」の3つのグループに分けて調査した。使用したのはビフィズス菌BB536を配合した「ビビダスBB536プレーンヨーグルト」だ。

その結果、「ビビダスBB536プレーンヨーグルト」が、肉食によって減少してしまうビフィズス菌の菌数を維持し、悪玉菌であるビロフィラ菌の増加を抑制することが明らかになった。また、肉食で腸内環境バランスが崩れた後に同ヨーグルトを摂取することで、減少したビフィズス菌の回復に対する促進作用が期待できることが示唆されたという。ビフィズス菌BB536はヒト由来で、酸や酵素に強く、生きたまま腸まで届くなどの特徴で知られる。

これからの季節、体調管理のためにもバランスの良い食事を取る心がけをしたいものだ。