イタリア遠征中のフットサル日本代表は7日、セリエAのレアル・リエチと対戦し、3-4で敗れた。

 JFAによると、日本の先発はGK関口優志、FP渡邉知晃、FP皆本晃、FP森秀太。前半6分に先制点を許した日本は、同9分にも失点。後半に入っても1分、10分に追加点を決められ、0-4のビハインドを背負う。

 日本は終盤にパワープレーに出ると、後半15分にFP稲葉洸太郎が1点を返すと、同19分、20分とFP森岡薫が連続ゴールを決めるものの、3-4で惜敗。今遠征3試合目にして、初黒星を喫している。

 試合後、ミゲル・ロドリゴ監督は「立ち上がりの10分はこれまでの2試合の疲労があったと思います。プレーに硬さが見えました。守備ではプレスにいけず、0-2にされた時間帯からやっと守備の強度も上がり、競った試合にすることができました。その後はチャンスを多く作ったものの今日はゴールが生まれない日だったように思います。後半に入り、大きなミスから失点を重ねました。決して悪い内容ではありませんでしたが、わずかですがプレーにズレが多く、おそらく体と頭と両方の疲労からくる集中力の欠如が原因だったと考えます。その後はパワープレーから3点を返し、日本のパワープレーが変わらず大きな武器であることを証明しました」と、連戦の中にも収穫があったことを強調した。

 2ゴールを挙げた森岡は、「このイタリア遠征に集合してから今日が8日目で、3試合目を戦いました。今日は試合前に両チームの国歌が流れるなど、本番さながらの雰囲気で試合をしました。結果は負けでしたが、内容としては失点したこと以外は悪くなかったと思います。特に後半は前からのプレスがよくはまりました。そのディフェンスを有効に使い、フィニッシュまでいくことができました。しかし、今日はパワープレー以外では何をやっても点が入らなかったことが負けてしまった原因だと思います。ただ、今日の試合で日本が武器としているパワープレーはイタリアの地でも通用したことはこれからの自信に繋がります。 まだ残り3試合あるので、良い結果を出して、一層実りのある遠征にして日本に帰りたいと思います」と、コメントを発表している。

 また、今遠征で初めて代表に招集され、初先発を経験した森は「イタリア遠征で予定している6試合のうち今日が3試合目でした。1試合目、2試合目と勝っていただけに今日も勝ちたかったですが、3-4で負けてしまいました。試合の内容は、相手は前の2試合のチームとは違い組織的に戦ってきました。これまでの2試合は個の力を全面的に出してきましたが、今日の相手は個の力プラス組織的な戦術を駆使してきて、非常に難しい相手でした。力の差は感じなかったですが、ちょっとしたところでのフェイクの動きやサポートの質、決めるべき所でのゴールが勝敗を分けたのではないかと思います。イタリア遠征も残すところあと5日となりましたが、自分自身充実した毎日が過ごせています。初めて日本代表のユニホームを着て試合をすること、長い移動をして夜の試合、日本人とは違うイタリア人特有なプレーを体感し、いつもは対戦相手である代表チームのメンバーと異国の地で過ごす毎日、たくさんの新しいことばかりで、自分の経験になっていることを感じています。最後に、シーズンが始まったばかりで忙しい時期にもかかわらず、試合を組んでもらっているイタリアの関係者と、シーズン中にもかかわらず快く送り出してくれた所属チームなど、たくさんの方のサポートで自分がプレーできていることに感謝の気持ちを忘れず、残り3試合、もっともっと良い経験ができるように頑張ります」と、多くの経験を得ていることを口にした。