U-20W杯ニュージーランド2015への出場権4枠を懸けたAFC U-19選手権ミャンマー2014が9日に開幕する。1995年生まれ以降の選手たちで構成されたU-19日本代表は、9日のグループリーグ初戦で中国と対戦。4大会ぶりとなるU-20W杯出場、そして初優勝目指してミャンマーで熱戦を繰り広げる。

 日本はDF内田篤人やMF香川真司らを擁した07年U-20W杯でベスト16へ進出した後、3大会連続でアジア予選敗退。それも全てグループリーグを突破しながら、勝てばU-20W杯出場の決まる準々決勝で苦杯を喫し続けている。今回は中国、ベトナム、そして永遠のライバル・韓国と同じ“死のグループ”。準々決勝での勝利と世界切符獲得が日本の最大の目標だが、まずは強敵揃いのグループリーグ突破に全力を注がなければならない。

 勝って弾みをつけたい初戦の対戦相手は中国。昨年中国で開催されたAFC U-19選手権予選では最終戦で対戦し、1-1で引き分けている相手だ。後半8分にFW小屋松知哉のゴールで先制した日本だったが、アウェーのブーイングの中、22分に同点ゴールを献上。グループ1位の座は守ったものの、勝ち切ることはできなかった。今回は“死のグループ”を勝ち抜くためにも勝ち点3を獲得して勢いをつけたいところだ。

 初戦を勝利して自信をつけることができるか。日本はDF遠藤航やMF大島僚太、GK櫛引政敏らを擁した前回大会の初戦でイランに0-2で敗戦。グループリーグは1勝1分1敗の2位で何とか突破したものの、結局4試合で2得点のみと勢いに乗れないまま敗退している。それだけに「相手がどう守ろうと、仕掛けて点を取る。あるいは相手がどう攻撃しようと、基本的にはボールにプレッシャーをかけて、次の出所でボールを奪う積極的なサッカーをしたい」という鈴木政一監督の下、期待のエースFW南野拓実やMF金子翔太、MF関根貴大といった選手たちのゴールとCB三浦弦太、GK中村航輔を中心とした守備で中国に差をつける。

 前哨戦の優勝も選手たちを後押しする。9月にベトナムで開催されたAFF NutiFood U19 Cup 2014で日本はいずれも今大会の出場国であるオーストラリア、ベトナム、タイを下し、決勝では再びベトナムに勝利して優勝。鈴木監督も「1試合ごとに勝利、そして結果として優勝というものを大きな目標としてスタートした。(オーストラリアとの初戦では)ロスタイムに追いつかれてロスタイムにもう一回引き離した。2戦目も先にベトナムさんに点を取られて(終盤の連続得点によって)最後3-2なんですけど、あそこの時間帯でもう一度点を取って勝利をものにするという部分では、選手たちに勝負強さと言うか勝ちたいと言う気持ちがあったと思います」とチームの成長を実感していた。

 今大会ではAFF NutiFood U19 Cup 2014で不在だった南野や関根、MF松本昌也ら主力も合流。Jリーグで経験を積んできた彼らがまたチーム力を引き上げている。いよいよ始まるアジアでの戦い。「彼らがやろうとするサッカーを理解しているんで、やってくれるんじゃないかと思います」と指揮官が期待するU-19日本代表が、昨春の本格始動からターゲットにしてきたアジア予選を突破してU-20W杯切符を掴む。

★この試合の模様はCSテレ朝チャンネル2で独占生中継!


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