フロックとは言わせない!武藤が2戦連発誓う

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 日本代表は8日、新潟市内で合宿3日目の練習を行い、10日のジャマイカ戦(デンカS)に向けて調整した。日本代表初選出となった9月のアギーレジャパン初陣に続いて招集されたFW武藤嘉紀(F東京)は2戦連発となるゴールに意欲を見せた。

 代表デビュー戦となった9月5日のウルグアイ戦(0-2)でポスト直撃のミドルシュートを放ち、続く同9日のベネズエラ戦(2-2)では、約30mを独走する圧巻のドリブルシュートでA代表初ゴールを決めた。ハビエル・アギーレ監督は「新しい血が注入された」と手放しで喜び、同じくベネズエラ戦でデビュー弾を決めたMF柴崎岳とともに新戦力の台頭を強烈に印象付けた。

 9月の代表戦から9人が入れ替わる中、武藤は今回も順当に選出された。しかし、本人は浮き足立つことなく、冷静に話す。「こないだの試合で1得点しただけで、持続して自分の良さをアピールできているわけではない。ここでもう一回、結果を残すことが大事になる」。日本代表に定着するために、今はまだアピールを続ける立場。「次のジャマイカ戦でもう一回点に絡んで、あれが偶然でなかったということをアピールしたい」と、2戦連発弾でベネズエラ戦のゴールがフロックではないことを証明するつもりだ。

 ジャマイカ戦後はシンガポールに移動し、14日にブラジル代表と対戦する。対戦が楽しみな選手を聞かれた武藤は「全員がトップレベルの選手だけど、特に強いてあげるならネイマール。年齢も近いし、世界トップレベルの選手」と、同じ92年生まれで22歳のFWネイマール(バルセロナ)を挙げ、「そういう選手を肌で感じることができるし、彼の良さを盗みながら、ただ見るだけでなく、自分の良さも出していきたい」と意気込んでいた。

(取材・文 西山紘平)