イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は、DFレオナルド・ボヌッチに対して明確に、そしてチームのメンバー全員に間接的に、今後は代表集合時におけるSNSの使用に関して間違いは許さないということを明確にした。

ボヌッチは7日、インスタグラムとツイッターで「口のきき方に気をつけろ」と発言。これが騒動を呼んだ。イタリア代表のチームマネジャーを務めるレレ・オリアーリ氏は7日の会見で、「ルールが書かれているわけではない。今朝話したことで十分だし、それで続ける」と語った。

まとめれば、次に間違いを犯せば家に帰るにことになる、ということだ。そして再び戻るのは大変なことになるだろう。オリアーリ氏は次のように続けている。

「ボヌッチの発言は不適切だった。彼は謝罪し、我々はそれを受け入れたよ。そして一緒に会見に出ることを決めた。もう起きないと確信している。あってはいけない。あれば、その影響はあるだろう」

一方、ボヌッチ本人は会見でこのように述べている。

「騒動にするつもりはなかった。ローマのサポーターや選手たち、クラブ、(ワルテル・)サバティーニSDに対して最大の敬意を払っている。その上で、僕が言いたいのは、僕のことを知っている人なら、あれが僕の喜び方だと知っているはずだということ。ボヌッチを見て、ユーヴェを見ている人なら、友人にささげる僕の喜び方だと知っているはずなんだ。誰かを攻撃したかったのではない」

ローマの関係者との関係が良好であることを示すために、ボヌッチは次のような舞台裏を明かしている。

「最初がどうだったかは言わないけど、(アレッサンドロ・)フロレンツィには『あと10回やってみなよ、ゴールを決められなくなるから』と言われたよ。試合後も、サバティーニSDとミックスゾーンで楽しい冗談のやり取りをした。試合後にこういうやり取りをするのは、サッカーに欠かせないものだ」

なお、ボヌッチはローマFWフランチェスコ・トッティがPKを決めて喜んだことに抗議した場面について、「少し挑発的だと思った」と説明している。