7日、中国で開催された体操世界選手権は男子団体総合決勝が行われ、日本は最後の鉄棒までリードをするも最終演技者となった中国の張成龍が15.966という驚異的な得点を叩き出し、僅か0.1点差で逆転を許した。

エース・内村航平は張成龍の演技を認めながらも、アウェーの地での逆転負けに「言いたいことは山ほどあるんですけど」と含みを見せ、白井健三も「負けた気がしない。結果的には負けは負け。自分もラインオーバーというミスをしている」と悔しさを滲ませた。

すると同夜、フジテレビ「すぽると!」では元体操選手でバルセロナ五輪で銀メダルを獲得している池谷幸雄氏が大会を総括した。

「実力的には大差ないのでやはり着地ですね。一歩で0.1点。大きく出ると0.3点取られちゃう。着地を3人の選手が全部止めて物凄い点数が乗っかってくる」と切り出すと「着地を大切にすることが重要。着地一歩の差で負けちゃった。2人着地止めてれば勝ってた」と選手同様悔しそうな表情を見せた。

それでも、体操王国中国と互角以上に争った日本について「実力的には吊り輪以外のものはほとんど変わらないか日本がリードしている」という池谷氏は「吊り輪という力技を強化すると大差をつけて中国に勝てる」と苦手種目の克服を進言。2016年にはブラジル五輪を控えているが「勝てる実力は十分にある」と期待を込めた。