大阪経済大学の北浜キャンパスは、大阪証券取引所ビル内にある【撮影/大橋史彦】

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2006年に中国に移住した大橋さん。蘇州、北京、広州、そして08年からは上海に在住。情報誌の編集長を経て13年9月よりフリーランス。今回のテーマは、10年ぶりに大阪を訪れて驚いた中国人観光客の多さと、対中国人ビジネスにおけるマーケティングの重要性。

 先日、およそ10年ぶりに大阪を訪れた。懇意にさせていただいている大阪経済大学の太田一樹教授から講演を依頼されたからだ。自分のような無名の書き手が人様の前でお話するなどおこがましいことだが、せっかくいただいた機会なので、お受けした。

 キャンパスを訪れると、午前中は大阪府商工労働部と同大学が共同で進める研究会に参加し、在中国日系企業の現状についてお話させていただいた。

 午後は太田教授が受け持つ大学院の留学生クラスの授業に参加した。ベトナム人と台湾人がひとりずつで、あとはすべて中国人という構成。中国からの留学生が多いと話には聞いていたが、ここまで極端だとは思わなかった。

 中国人の学生に出身地を聞くと、東北や内陸など地方出身者が多かった。彼らにとっては、北京や上海の大学に進学するよりも日本に留学するほうがハードルが低いのかもしれない。

 夕方からは大阪証券取引所ビル内にある北浜キャンパスに移動し、社会人クラスで話をさせていただいた。受講生は、経営者をはじめとするビジネスパーソン。昨今の日中関係を反映し厳しい意見も出たが、私の拙い話に対してさまざまな感想をお寄せいただき、中国への関心の高さがうかがえた。

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