お茶をしたりゲームをしたり入居者同士も仲が良く、部屋の外に出ている時間が長い「セーヌ大牟田」

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 実用ライフスタイル誌「ダイヤモンドQ創刊準備1号」(10月2日発売)で作成した有料老人ホームランキング。各地域を取材したレポートの第4回目は福岡県。トップ2施設は、個々の入居者ニーズに合わせたサービスを心掛けると同時に、機能訓練や医療体制が充実しているのが共通した特徴だ。

 福岡県の介護型で1位の「セーヌ大牟田」は、介護体制の手厚さが際立つ。現在の入居者43人に対し、介護スタッフは44人だ。

「画一的な介護でなく、オーダーメード。こちらのペースに巻き込むのではなく、お一人お一人のペースに合わせて歩んでいく。その理想のためにはそれだけの人員が必要です」と西山和孝社長は言う。介護者もゆとりを持って仕事に励める。女性の入浴や排せつは、必ず女性が介助する同性介助が基本だ。

「上司にも相談しやすく、スタッフがみんな明るくて、優しい。働きやすい職場です」とチーフ介護士の井上美佐紀さんは話す。

 機能訓練にも注力している。リハビリルームは手すり歩行、階段昇降、肩回し、エアロバイク、温熱療法など設備が充実しており、主治医の指示書に従いほぼ毎日、3人の看護師による機能訓練が行われている。

移動が困難な入居者へは看護師が室内で足湯やマッサージを行っており、ほぼ全員が何かしらリハビリを行っている。「『寝たきりにさせたくない。残存機能をなるべく維持させてほしい』というご家族の希望が強い。本人が嫌がる場合もあるので相談しながら、なるべく希望に沿うようにしています」(西山社長)。

 人気は天然温泉の大浴場。ほぼ全員が大浴場を利用する。介護付き入浴が週に3回まで無料だが、追加料金を払って週6日入る入居者も居る。湯治効果も期待され、コミュニケーションの場にもなっている。

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