MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻さん

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10月4日にディファ有明で開催された高校生ラッパーの日本一を決めるフリースタイルバトルの甲子園「第6回 BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」。

過去の大会を盛り上げてきた人気高校生たちが卒業し、はじめての顔ぶれが多く並んでいたことでも注目が集まっていた本大会。

全国各地から16人の凄腕の高校生ラッパーたちが集い、己のスキルを見せつけるため、名を上げるため、見返すため、期待に応えるため。それぞれが強い思いを胸にしのぎを削り合った。

その白熱した大会を見事制し、優勝の座を勝ち取ったのは、2013年に開催された本大会第3回目から出場し続け、着実に実力をつけてきた長野のラップバカ一代・MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻さん。

前大会ではBEST8にとどまり、今度こそは! と強い決心のもと挑んだ第6回。KAI-YOU編集部では、そんな死闘を繰り広げた直後のMCニガリさんに直撃した。

力の差を感じて泣いた


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──まずは優勝おめでとうございます! 今の心境はいかがですか?

MC☆ニガリ 実は第5回が開催される前の3月くらいから、GOMESSさんと晋平太さんのお二人にフリースタイルの修行をつけてもらってたんです。晋平太さんはGOMESSさんに紹介してもらって。

僕がラップして、それに対して2人がめちゃめちゃアンサーを返すっていう練習をひたすらやってたんですけど、僕、力の差を感じて泣いてしまったんですよね……。それでも第5回は優勝できなくて、そろそろ本気で優勝しなきゃいけないと思ってました。

もう地元の仲間からもすごい言われてて、僕しょぼい体つきしてるのに、優勝できなかったら12月に上裸でライブやらされるっていう罰ゲームを背負ってたので、宿舎で怯えてました…

本当にレベルの高い高校生たちが集まって、その中で結果的に1番になれたことは嬉しいです。



決勝はいい戦いだったけど…


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──決勝戦のRude-αさんとの戦いはアツかったですね。

MC☆ニガリ すごく感情的に気持ちをぶつけてきて、僕も同じタイプなのでやりやすかったです。でももうちょっとちゃんとラップできたな…とは思ってます。

──あんまり納得のいく戦いではなかったんですか?

MC☆ニガリ 気持ちの面では納得してて、すごくいい戦いでした、いい戦いだったんですけど、その上でちゃんとラップすることができてなくて、僕はまだまだもっとラップできたはずだと思ってます。

──おじいちゃんに優勝の報告はされましたか?

MC☆ニガリ まだです。これから宿舎に帰ってから伝えます。でもおじいちゃん寝てるかもしれないんで…

──すいません… 早く終わらせた方がいいですよね。

MC☆ニガリ いや、おじいちゃんは21時回ったら寝てるので、すでに遅いですね(笑)。だから親父と地元の仲間に電話します!

まだまだすごい奴はいっぱいいる


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──今回悲願の優勝を果たして、さらなる活躍が期待されていると思います。今後の展望はありますか?

MC☆ニガリ 展望ではないですけど、「高校生ラップ選手権の優勝者」という肩書きに頼らないで、ここで満足しないように心がけます。

まだまだすごいやつはいっぱいいて、自分自身を磨いていくことを忘れないで生きていきます。

MC漢さんにバトルに誘っていただいたことがとても楽しみで、呼んでもらったバトルには全部優勝するつもりで頑張ります!

ラップ選手権は今後につながる


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──高校卒業後の進路は決まってるんですか?

MC☆ニガリ えー未定です… 進学は頭が悪すぎて恐らくできない… 就職もどうしよう… どうしたらいいですかね?

──ラッパーとしてとか……?

MC☆ニガリ 今回の優勝で少し状況が変わってくるとは思ってるので、フリースタイルだけじゃなくて、音源やライブの面でも多くの人に認めてもらえるように。いや、認めてもらいます! 頑張ります!

──最後に、ニガリさんにとっての「高校生ラップ選手権」とはどんなものでしょうか?

MC☆ニガリ 今日決勝でぶつかり合ったRude-αとか、同世代のラップとぶつかるのってこういう企画がなかったらお互いに知らないままで終わってしまうと思うんです。

でも「高校生ラップ選手権」はそれをつなげてくれる。この企画がきっかけでGOMESSさんも仲良くしてくれるようになったし、すごくいいつながりができた。もちろんバトルの勝ち負けも重要だけど、それだけじゃない今後につながる何かが得られる良い企画だと思います。