[アジア大会]責任感じるなでしこDF岩清水「勝たないといけないのは最後の決勝」

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[10.1 アジア大会決勝 日本女子1-3北朝鮮女子 仁川]

 体を張った守備でチームの危機を何度も救った。しかし日本女子代表(なでしこジャパン)DF岩清水梓は、3失点という結果に納得のいかない表情を見せた。

 北朝鮮の鋭いカウンターに手を焼いたなでしこ。岩清水も相手のスピードに苦戦しながらも、距離を置いた対応でPA内への侵入を防ぐだけでなく、0-1と1点をリードされた前半14分にはGK海堀あゆみの処理ミスからゴールラインを割るかというボールをカバーしてゴールを守るなど、何とか失点を最小限にとどめようと奮闘した。

 しかし、警戒していたカウンターから2失点目と3失点目を喫し、「そこのケアをしようと思っていました。でも、うまい具合にやられてしまったので、それは自分たちの責任だと思う」と語ると、「自分たちが失点してしまったので、プランもいろいろ変わってしまった」と反省を口にした。

 今大会はFIFAの設定する国際Aマッチデーはなく海外組が招集できず、ベテラン選手の招集も見送られた。多くの若手選手が招集されて融合が期待されたが、「厳しい試合が多くできたかと言われたら、今日だけだと思うので」と話すと、「だから、決勝で負けたというのを、次にどうつなぐかだと思います」と今後の振る舞い方が大事だとした。

 2連覇を逃したことで、「やっぱり自分たちが勝たないといけないところは最後の決勝、北朝鮮だったと思うので、ここで力を出せなかったのは、実力を出せなかったことだと思います」と歯がゆい表情で話した。

(取材・文 折戸岳彦)