アメリカ人の好きな国、嫌いな国「日本、好きな国3位」「中国、嫌いな国3位」

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米シンクタンクのピュー研究所は、「アメリカ人の好む国、好ましくない国」の調査結果を発表しました。「好む国」1位はカナダ、日本は3位にランクインしています。

アメリカ人の好む国、好まない国(カッコ内の数値は「好まない」と答えた率)

1位 カナダ   81%(9%)
2位 英国    79%(9%)
3位 日本    70%(20%)
4位 ドイツ   67%(16%)
5位 ブラジル  61%(15%)
6位 イスラエル 61%(26%)
7位 フランス  59%(24%)
8位 インド   46%(33%)
9位 メキシコ  39%(52%)
10位 中国    33%(55%)
11位 ロシア   32%(54%)
12位 サウジ   27%(57%)

出典 Pew Research Center

同じ隣国でもカナダは「好む国」の1位ですが、不法移民の問題があるメキシコは「好まない」という回答が半数以上。

第二次世界大戦の敵国であった日本は、世界経済のライバルでありながらも、「好む国」の3位にランクイン。しかし、「好まない」と答えた人も5人に1人います。

環境問題、個人情報の方針で食い違いのあるドイツは4位。ドイツを「好まない」と答えた人は16パーセント。

「好まない国」の1位サウジアラビアは、シリア問題を巡って米国とは異なる方針であることが原因であると、同研究所は分析します。

ロシア、中国については、「共産主義VS資本主義」といった過去の冷戦時代の名残と、旧敵国の急速な経済発展に対する米国人の複雑な心情が正直に表れた結果でしょうか?

日本でも同じような調査が行われた場合、どのような結果になるのかと興味津々です。

Which countries Americans like…and don’t.
http://www.pewresearch.org/fact-tank/2013/12/30/which-countries-americans-like-and-dont/