アジア大会競泳において4つ金メダルを獲得した萩野公介。本業といえる200m&400m個人メドレーに照準を合わせていたと思いきや、朴泰桓(韓国)&孫楊(中国)という強力なライバルが揃う200m自由形でも圧巻の強さを見せた。

28日、NHK「サンデースポーツ」では「萩野公介 知られざる試行錯誤」と題し、2016年に迎えるリオデジャネイロ五輪でも金メダル獲得が期待される20歳に行ったインタビューの模様を放送した。

前述した200m自由形での金メダルについて、「こういっちゃなんですけど実力は自分のほうが全然下ですし、レースする前は勝とうなんて思ってなかった」という萩野は、この大舞台であっても課題のフォーム改善に「水中から泳ぎをじっくり見ることはなかなかないチャンス」などと他選手のフォームをチェックしていたことを明かす。

また、調子を落としたというバックストロークについても「そんな心配はしていない。例えるなら蚊に刺されたみたいなもん」とキッパリ。「たまたまどっかが刺されてかゆくなったみたいな感じ。今回はバックの調子があまりよくなかったと思っても練習して悪い部分を直せば。例えば蚊に刺されても薬とか塗れば早く治りますよね」と言葉を続け、既に王者の風格すら感じさせた。

今後については「最終的なゴールを見据えて、例えば個人メドレーは世界記録を目指して取り組んでますけど、今から次の大会で世界記録を出すためにどうしろっていうのは基本的には無理だと思うんですよね。どの種目でも。少しずつ今できることを考えるようにしています」と現実を冷静に捉えている荻野。「足りないものでも補っていくからこそ速くなっていく」と更なる成長を誓った。