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日本労働組合総連合会は26日、「ディーセント・ワークに関する調査」結果を発表した。調査期間は8月22日〜8月26日の5日間、対象は18歳〜65歳の男女(会社経営者または役員除く)1,000名。調査方法はモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)による。調査協力機関:ネットエイジア株式会社)

○働きがいのある人間らしい仕事とは?

ディーセント・ワーク(Decent Work)とは、「働きがいのある人間らしい仕事」と訳され、人間らしい生活を継続的に営める人間らしい労働条件の仕事のことを指している。 まず回答者に"働きがいのある人間らしい仕事"とは、どのような仕事をイメージするかを自由記述式で聞いたところ、「人の役に立つ・貢献できる仕事」(191件)が一番多く上げられた。「好きなこと・やりたいことができる仕事」「自分に合った・能力が活かせる仕事」(それぞれ80件)、「報酬が見合っている・きちんと評価されている仕事」(77件)、「喜ばれる・感謝される仕事」(69件)が続いた。

○「仕事のどのようなところに働きがいを感じているか/感じていたか」

次に、現在就業中、または就業経験のある968名(現在就業中:765名/現在は専業主婦・学生・無職であるが、これまでに就業経験がある:203名)を対象に、「仕事のどのようなところに働きがいを感じているか/感じていたか」と聞いたところ、「自分のやりたい仕事ができている」(43.3%)が最も多い結果に。更に「仕事を通じて自分が成長できている」(40.0%)、「責任ある仕事を任されている」(39.9%)、「働きに見合った給与が支払われている」(34.6%)、「自分の考えや意見を言いやすい」(33.9%)、「仕事とプライベートの両立ができている」(33.7%)が続いた。

男女別に見て差が大きかったのは「仕事を通じて自分が成長できている」という回答だった。男性34.4%に対し、女性では45.6%となり、女性のほうが"自分の成長"によって働きがいを感じているという結果となった。

ほか、女性の方が10ポイント以上高かった回答は「公平に評価されている」(男性22.0%、女性35.3%)や「仕事とプライベートの両立ができている」(男性27.8%、女性39.6%)、「管理職や同僚と良い関係が築けている」(男性21.2%、女性31.7%)となった。

逆に、「責任ある仕事を任されている」は男性44.0%、女性35.7%と男性のほうが高い結果に。特に子どもがいる31歳〜45歳の男性では「責任ある仕事を任されている」が54.2%と最も高くなった。子どもがいる31歳〜45歳の女性では「仕事とプライベートの両立ができている」54.5%(子どもがいる同年代の男性は25.0%)が高い結果となっており、子育て中の男女の意識の違いを見せた。