U−21日本、アジア大会連覇ならず…韓国の猛攻耐えるもPK与え敗戦

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 第17回アジア競技大会男子サッカーの準々決勝が28日に行われ、U−21日本代表は韓国代表と対戦した。

 2年後のオリンピックを見据えてU−21のメンバーで参戦している日本に対し、年齢制限上限のU−23メンバーに加えてホッフェンハイム所属のDFキム・ジンスや、マインツ所属のMFパク・チュホの欧州組も招集している韓国との対戦となった。

 開催国、韓国の大声援に包まれる中、試合は日本ボールでキックオフ。5分に日本は、野津田岳人のスルーパスを、ペナルティエリア内中央で受けた矢島慎也がシュート。これは韓国DFにブロックされるが日本が最初のチャンスを作った。

 韓国は15分に、ペナルティエリア前の右サイドからFKのチャンス。ゴールに向かうボールにイ・ヨンジェが飛び込むも、室屋成がしっかり寄せており、シュートはクロスバー上に外れた。さらに19分、右サイドを突破したリム・チャンウがクロスを上げると、中央のキム・ヨンウクがヘッドで合わせるが枠をとらえられない。26分に、サイドチェンジのボールを受けた右サイドのリム・チャンウが、自ら中に切り込み、そのまま強烈なシュート。これはゴール右に逸れた。

 28分、韓国のロングボールからの落としを植田直通が空振りでクリアをミス。エリア内でこぼれ球を奪ったイ・ヨンジェがGK牲川歩見をかわしゴールへ流し込むも、カバーに入っていた岩波拓也がゴールラインぎりぎりで蹴り返し、決定的なチャンスで得点を許さなかった。

 日本は押し込まれてなかなか攻撃に転じれない中、33分に敵陣中央でボールを持った遠藤航が、自らミドルシュートを放つも、GKがセーブでゴールとはならない。43分には、高い位置でボールを奪った大島僚太が持ち上がり、ペナルティエリア手前中央の野津田にパス。トラップが少し大きくなるが野津田は得意の左足を振り切る。しかしこれはDFのブロックに合い得点を奪うことはできなかった。

 前半はこのまま終了。危ないシーンもあった日本だが守り抜いて0−0で折り返した。

 後半に入っても韓国の攻勢は続く。54分に韓国の波状攻撃を日本は体を張って守りきる。60分には、右サイドで日本のファールがあったが主審は流し、その隙にイ・ジョンホがドリブルでエリア内に侵入。そのままシュートを放つがゴール右に逸れてゴールとはならない。さらに61分には、日本のクリアボールに反応したパク・チュホがペナルティエリア手前の正面からミドルシュートを放つが枠をとらえられない。64分に、右サイドのリム・チャンウのクロスから、ファーサイドでイ・ヨンジェが合わせるが左サイドネットで、ゴールとはならなかった。

 77分に日本が久々のチャンスを迎える。左サイドで室屋が縦に仕掛けるも、韓国DFはこれに対応。そのこぼれ球にいち早く対応した矢島が、エリア内右からダイレクトでボレーシュートを放つがGKがセーブ。

 韓国は37分、左サイドからイ・ジェソンがドリブルでエリア内に侵入しパス。日本DFがカットするも、こぼれ球をGKの前でイ・ヨンジェが触る。これは室屋がブロックするが、さらにそのこぼれ球にイ・ジョンホが合わせる。それも遠藤航が体を張ってブロックし、得点を許さなかった。

 しかし、86分にペナルティエリア内で競り合った大島が、後ろからイ・ジョンホを倒してしまいPKを与えてしまう。88分にチャン・ヒョンスがPKをゴール右にしっかり決めて、韓国が先制点を挙げた。その後は日本が攻めを見せるも実らず試合はそのまま終了した。

 猛攻を何とか守っていた日本だが、PKでの得点を許し韓国に0−1で敗戦。準々決勝で敗退となり、アジア大会2連覇を逃した。

【スコア】
日本 0−1 韓国

【得点者】
0−1 88分 チャン・ヒョンス(韓国)