塚田好宣、首位と2打差の3位Tで最終日へ(撮影:上山敬太)

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<アジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップ 3日目◇27日◇大利根カントリークラブ 西コース(7,102ヤード・パー71)>
 JGA、JGTO、アジアンツアーの共同主管競技「アジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップ」の3日目。トータルイーブンパー27位タイから出た塚田好宣が4バーディ・1ボギーの“68”をマーク。スコアを3つ伸ばし、トータル3アンダー3位タイへの急浮上を果たした。
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 今でこそ国内男子ツアーで初優勝を挙げ、シードの常連となった塚田だが、それまで主戦場としていたのはむしろアジアンツアー。そのため、アジアンツアーのトップ選たちが出場する今大会は“馴染みの顔”も多く、大会期間中はかつてのツアー仲間たちを旧交を温めている。
 そのためか、「リラックスできている」とこの日は快調なプレーを披露。10番ホール裏街道のトップからスタートした塚田だが、前半から3つのバーディを奪ってリーダーボードを浮上。後半にかけては1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばせなかったが、伸び悩む上位陣を尻目にスタート時の27位タイから一気に3位タイまで順位を上げ、ツアー2勝目を視界にとらえて最終日をプレーすることになった。
 今大会には塚田を奮い立たせる大きな特典が存在する。それはかつて主戦場とした“アジアンツアーのシード権”だ。塚田は現在、国内男子ツアーのシード権を保持しているが、それよりも、むしろこのアジアンツアーのシード権を渇望しているという。それには理由がある。
 「日本のシードは日本だけだけど、アジアのシードはヨーロッパとの共催試合もあるし、いろいろな所につながっているんです」。
 国内男子ツアーでは現在、3月の「インドネシアPGA選手権」や今大会のようにアジアのツアーと共催する競技しかない。そのため、世界につながるツアーとは言い難い状態になっている。しかし、アジアンツアーならば欧州ツアーと共催する競技があり、そこでの成績次第では欧州ツアーに参戦する道も開けるし、欧州ツアーにいけば、さらに世界が広がることになる。
 45歳のベテラン選手ながら強い海外志向を持つ塚田にとって、それは何より魅力的なものだろう。そして、同時に他の選手にとっても今大会は世界に通じる重要な1戦だと位置づけることができる。はたして、世界に通じる第一歩を踏み出すのは誰になるのか。願わくば、昨年の川村昌弘や塚田のように海外進出を目指す選手であってほしい。
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