2014.09.25 - ボディ季節ネタ

この時期、意外と多い“秋むくみ”の3つの解消法


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01. CASE 症状

夏から秋への季節の変わり目は、むくみやすい人が多い

急に肌寒くなってきたこの時期。といっても、日中は暑く汗をかく日も少なくありません。夏のような水分摂取をしつつも、夜は冷えるというこの季節の変わり目は、むくみが起こりやすい時期です。

冬のようにブーツを履いたりしない分、気づかない人も多いですが、特に女性はむくみが起きているケースが多いのです。

02. CAUSE 原因

体内の水分バランス+夜間の冷えがむくみに

むくみというと冷える冬場のものだと思っている人が多いですが、実は夏場から秋にかけてがむくみやすいと言われています。器質的疾患がない場合が前提になりますが、多分に水分過摂取にあります。暑い夏は、脱水や熱中症を予防するためたくさん水分を摂りますが、暑さで汗をかいたとき、水分といっしょに塩分(ナトリウム)が排出されます。このナトリウムは、体に水分を溜め込み、むくみの原因と言われてますが、多量の発汗はナトリウムの喪失を招いて、逆に浮腫の原因になります。水分と一緒に適量摂取することで、体内の浸透圧を正常にして、むくみを防いでくれるのです。発汗により、ナトリウムが減り体内の電解質のバランスが崩れ、さらに水分を多く摂るので、夏はむくんでしまうのです。

 

季節は秋に変わりましたが、まだ発汗しやすく、さらに夏の水分摂取の癖が残っているこの時期は、体内バランスが崩れやすく、むくんでしまうことが多いのです。

 

さらに、朝晩は気温が下がることが多く、手足が冷え安くなります。冷えは血行を悪くします。それにより、手足がむくみやすくなってしまうのです。

03. CAUTION 放っておくと?

年中むくむ人は、他の病気が隠れている可能性も!

むくみは病気ではなく、症状を示す言葉です。季節的なものの場合もありますが、病気が隠れているケースも少なくありません。いつもむくむ、前と違うような感じにむくむ、手足以外がむくむ、左右違った大きさでむくむなど、通常のむくみとは違った症状が出た場合は、腎機能や循環器系、甲状腺系のトラブルが隠れているかもしれません。

内科や血管外科で診てもらうことをおすすめします。

04. SOLUTION 対策

ちょっとした工夫でむくみは解消できます!

「私はむくみやすい体質だから」と放っておくのはよくありません。自分でできるケアで、むくみにくい生活を心がけましょう。

 

対策1 筋力アップでむくみ解消! 適度に歩くことが大事

 

男性と女性を比べて女性がむくみやすいのは、筋力が男性よりも少ないからと言われています。でも、だからといってハードな筋力アップは、疲労物質の乳酸を貯めてしまい逆にむくんでしまうので、適度な運動が大事。駅まで歩くとか、日常生活の中で積極的に歩く工夫をしてみましょう。

 

対策2 ドリンクはスポーツドリンクなどをセレクト

 

むくみやすい人は足もつりやすい人が多いと言われています。そんな症状が出る人は体内の電解質のバランスが乱れている可能性があります。水分摂取をするときには、スポーツドリンク(ただし、糖質の摂り過ぎには気をつけて)を選択してみるといいでしょう。

 

対策3 寝る前には足を上に上げる

 

むくみは血液やリンパ液が下肢に下がってくることで実感する人が多いようです。むくみやすいと感じる人は、寝ながら足を高くあげるといいでしょう。また、より効果的に解消するなら、仰向けに寝て、手足を上にあげたままブラブラ、バタバタと動かしてみましょう。

 


この記事の監修
井上 肇(いのうえ はじめ)

【略歴】
聖マリアンナ医科大学・特任教授、日本抗加齢医学会評議員、日本再生医療学会評議員、薬剤師・薬学博士・医学博士、星薬科大学薬学部卒、同大学院薬学研究科修了

聖マリアンナ医科大学形成外科学教室助手、講師、准教授を経て、幹細胞再生医学(ANGFA(株)寄附)講座代表・特任教授、同時に同大学院形成外科特任教授を兼務。

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