松本人志の温かいメッセージに、ナイナイも感謝

写真拡大

ナインティナイン岡村隆史が、ラジオ番組でダウンタウン松本人志に感謝の気持ちを表した。岡村の言葉には、ダウンタウンとナイナイという2組のコンビ関係の歴史を感じさせる“重み”があった。

9月18日深夜に放送された『ナインティナインのオールナイトニッポン』でのこと。ナイナイの2人(岡村隆史・矢部浩之)がダウンタウン松本人志に“感謝の言葉”を述べた。

さる14日の『ワイドナショー』にて、松本は9月いっぱいで終わる『ナイナイのオールナイト』について触れていた。「ラジオでは“ボケ”は、楽しくてはしゃぐ。(それに対して)“ツッコミ”はだんだん冷めてくるところがある」と分析し、番組から卒業することを決断した矢部に「(一旦)離れた方が分かることもある」と温かいメッセージを送っていたのだ。

このことに岡村は、「昔だったら、松本さんが我々の話をするなんてことはなかった。こうやってお話してもらえるようになって、何かホント良かったですね」と感慨深げに話す。矢部も「ありがとうございます」と松本に感謝の気持ちを伝えた。

同じ事務所の先輩・後輩でありながら、2011年に放送された『爆笑 大日本アカン警察』で“14年ぶりの共演”を果たしたことが話題になるほど接点がなかった「ダウンタウン」と「ナインティナイン」。『アカン警察』では、ナイナイがダウンタウンの2人を前にすると緊張しすぎて本調子が出せないことがその原因であると紹介されていたが、1998年放送の『いろもんスペシャル』では松本が以下のような話をしていた。

松本が山崎邦正(当時)やココリコと食事をしていた際に、岡村も来たことがあったという。松本は気軽に「ここおいでや」と招き入れたそうだが、岡村は“松本との食事”に緊張していたせいか10分間何も話すことなく、正座したまま。結局、岡村は「すみません、ボクやっぱり帰ります」と言い、その場を後にしたのだ。このエピソードからは生真面目な岡村の性格が伝わるとともに、当時の2組の“難しい距離感”も示されている。

そんな時期を経験しているからこそ、松本からの言葉はナイナイの2人にとって貴重なものであったのだろう。月日を経てその関係が確実に変化しているこの2組が、テレビでがっつり絡む姿を見てみたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 TORA)