World Maker Faire:ロボット犬と散歩するメトロカードおじさんから電気仕掛けのキリンまで

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米ニューヨークで現地時間9月21・22日に開催されたWorld Maker Faire New York 2014より。

Maker Faireには無形の「モノ」を手がけたり、何かのモノを使って表現活動をするパフォーマーも参加しています。会場で見かけたパフォーマーとその作品をご紹介します。

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全身にニューヨーク都市圏の地下鉄、バスなどの公共機関で使えるメトロカードを身にまとっている男性が無線で動くロボット犬と一緒に散歩していました。この男性はMaker Faireの常連パフォーマーGregory Rodolico氏。ロボット犬Sparkyは自走式で、声を上げて吠えたり頭を振ることもできます。

とにかく目立つMetro Card Manは人気者。写真撮影を希望する人やSparkyの後について歩く子供が多数いました。メトロカードは薄いプラスティック製で1枚だと軽いのですが、さすがに全身覆うと暑いようです。夕方近くに差し掛かると疲れからか目立たない場所で取り外し、休憩している姿を目撃しました。

自転車のホイールを前後に動かし、DJスクラッチのような音を出しながらボイスパーカッションするBeatbox and Bicycle Wheel。プロビートボクサーAdam Matta氏のパフォーマンスです。

ホイールの片側に付いているのは、もはや懐かしい存在となったテープ式のウォークマン。別に再生した音楽に合わせてホイールを動かし、スクラッチ音を出しています。



残念ながら会場ではパフォーマンスを十分見ることはできませんでした。開催前に撮影された動画でご覧ください。

屋内会場に入ると、ガラスの向こうで光りながらダンスをするロボットを発見しました。動画を撮影しながらじっと見ていると、突然動きが乱れてロボットではなく人だということが分かりました。こちらはロボットダンスのパフォーマンスグループiLuminateの作品です。

照明が落とされた薄暗い部屋の中に入ると光る靴やヘルメット、実際に使用しているロボットのスーツなどの展示を見ることができました。



ワイヤレスで光を制御できるスーツを身にまとい、音楽に合わせて動きと光をシンクロさせながらダンスをしている姿はまるで本物のロボットのように見えます。通常時はニューヨークのオフ・ブロードウェイでこのパフォーマンスを披露しています。

屋外で展示ブースを巡っていると、背後からスピーカーで賑やかに音楽を流しながら大きなキリンElectric Giraffe(電気仕掛けのキリン)がゆっくりと移動してきました。制作したのはLindsay Lawlor氏。タミヤの歩くキリンのおもちゃにヒントを得たそうです。



一番高いところまで首を上げると17フィート(約5.2メートル)の高さになる大きなキリンはプロパンガスの小型12馬力エンジンと3馬力電気モーターを搭載。エンジンはキリンの動力であるバッテリーを充電する発電機を回しています。

ほかにもパネルディスプレイを外側に向けて写真撮影をしながら歩いたり、動力に自転車を使ったドラゴンなど多くのパフォーマーが会場のあらゆるところで活動し、幅広い年齢の人が楽しみながらメイカームーブメントに触れる姿が見られました。