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●旅の“すべて”を凝縮した総合展示会「ツーリズムEXPOジャパン」が初開催!世界最大級の“旅”に関する総合展示会「ツーリズムEXPOジャパン」が、9月25日(木)〜28日(日)の4日間、東京ビッグサイト東展示棟・会議棟で開催される。

旅行会社や官公庁、観光団体、鉄道、航空、ホテル、レジャー施設など、旅に関するあらゆる企業・団体が集う予定で、展示ブースの数はゆうに1500を超える。

大きな特色は国内旅行・海外旅行を問わないボーダレスなイベントである点。事実、国内47都道府県・世界150以上の国と地域が集結するという。

圧巻のスケールで行われるこの「ツーリズムEXPOジャパン」、実は今回が初めての開催になる。旅の超巨大展示会が、突如、日本でスタートした背景は? そして、会場ではどんなイベントが行わるのか? 詳しくレポートしてみる。

――観光立国を本気で実現するための場として

「ツーリズムEXPOジャパン」には前身となるイベントが2つある。国内の旅行業者等を集めた観光博覧会「旅フェア日本」と、主に海外旅行をテーマにした「JATA旅博」である。

前者は日本観光振興協会(日観振)、後者は日本旅行業協会(JATA)の主催で、それぞれが日本における旅の展示会の中心的存在として多大なる実績を残してきた。

これらが統合されることになったのは、一言で言えば、日本が本気で“観光立国”を目指しているからにほかならない。

我が国の観光産業の現状を鑑みると、2013年こそ訪日外国旅行者数1000万人を達成したものの、諸外国に比べて観光のインフラや情報整備などが立ち遅れており、世界では33位の旅行者数に過ぎないのだという。

より高レベルでの観光立国を達成するべく、政府は観光にかかわる全ての産業と地域の力を集め、オールジャパンの体制を作ろうとしている。その意欲的な戦略の象徴的な場として新たに「ツーリズムEXPOジャパン」がスタートしたのである。

――27日(土)と28日(日)なら一般入場も可

第一回目のキャッチフレーズは「新しい旅が始まる。」。その言葉通り、会場では旅の無限大の可能性を感じさせるバラエティ豊かな展示やイベントが盛りだくさんに行われる。

軸となるのは各企業団体によるブースが居並ぶ「展示会」だろう。国内は47都道府県すべて海外勢も五大陸の全域から出展されるとあって、各地の食や民族衣装、伝統工芸品などを眺めているだけで、日本中、世界中を旅しているかのようなワクワクとした気分を堪能できることだろう。

この展示会のほかに旅行に関する有識者が意見を交わす「国際観光フォーラム」、関係各社の交流の場である「商談会」、JATAツーリズム大賞2014、ツアーグランプリ2014などの「顕彰事業」も行われる。会場にはまさしく世界から旅のプロが集まってくることになる。

もっとも、27日(土)と28日(日)なら一般入場もOKということもあり、お楽しみ企画も目白押しだ。例えば、ステージでは国内外の出展者が60を超えるパフォーマンスを繰り広げる。

くまもん・ひこにゃんといったご当地キャラの愛くるしい姿が拝めるほか、グアム、インド、メキシコなどの民族舞踊、K-POPアイドルのライブ&トークショーが行われるなど、まさに国際色に富んだ舞台となる。

●会場の見所を幾つかご紹介します。――美ら海水族館の水槽が登場。交通機関系ブースも個性派ぞろい

展示会にもユニークな企画が登場するが注目は沖縄県。日本有数の水族館として誉れ高い美ら海水族館の水槽を展示するという。沖縄ならではの色とりどりの魚たちを眺めれば、心が自然と癒されること請け合いだ。

航空機メーカーのエアバス社は総2階建て大型機A380の搭乗をイメージできるブース展示で航空ファンは要チェックだ。同じ交通機関で言えば、2015年春の開業となる北陸新幹線のグランクラスシートがお目見え。既に東北新幹線に導入されて大好評の最高級シートの座り心地を体験できる。 また、同時開催となる「くるま旅キャンピングカーフェア」には120台ものキャンピングカーが集結する。カーマニアにもたまらないイベントとなるだろう。

――日本の、世界の味に舌つづみを打ちましょう!

飲食可能なグルメゾーンも人気を集めそうなエリアだ。 いくつかのエリアに分かれているが、世界中の味が楽しめる「ワールドコート」では“お弁当で世界一周”と題して、日本の人気レストランのシェフが作った「フォアグラ弁当」「ハッシュドビーフ弁当」「ブラジリアン肉弁当」などが登場する。

舌でも世界の旅が疑似体験できるというわけだ。ドイツ、ベルギー、チェコなど16種類の樽生ビールや郷土料理も用意しているから、昼からビールという贅沢な時間に酔いしれよう。

和食の良さをアピールするエリア「ジャパンフードコート」には、東京の老舗料理店「今半」のすき焼き弁当やムスリムが考えた和食「ハラル幕の内弁当」など、定番から新機軸までがそろう。

ご当地丼ぶりの味を競う「全国ご当地どんぶり選手権」ゾーンも見逃せない。ライチタイムでは何を食べようか迷ってしまうことになりそうだ。

秋の行楽シーズンや年末年始休暇を前に、訪れる地域をどこにしようか悩んでいる人はぜひ会場に訪れてみよう。きっと旅心が刺激される新しい出会いが見つかるはずだ。

文=佐藤 明生