[アジア大会]狙いどおりの2発!! FW鈴木「自分の得点が勝利につながる」

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[9.21 アジア大会GL第3戦 日本4-0ネパール 高陽]

 引きこもる相手から、エースが狙いどおりの2発をブチ込んだ。前半にFW野津田岳人のゴールで先制したU-21日本代表は守備に人数を割くネパールを相手に、後半も猛攻を仕掛けた。そして、背番号9を背負うFW鈴木武蔵が爆発する。

 まずはアシストで魅せた。後半9分、MF矢島慎也からの鋭いパスに反応した鈴木だったが、MF中島翔哉へのスルーを選択する。「翔哉が走っているのは分かっていたし、翔哉の声も聞こえました」。絶妙なスルーからボールを受けた中島が落ち着いて流し込み、2-0とリードを広げた。

 そして、後半17分には同じような形から、今度は自身がネットを揺らす。矢島のパスを野津田がスルーすると、そこに反応した鈴木が冷静に沈めてチーム3点目を奪った。「スルーからの形が今日は得点になりましたが、ちょっとリズムを変えないとネパール相手でも崩し切れないと思ったので、そういうプレーを意識していました」と狙いどおりの得点を満足気に振り返った。

 さらに、後半25分には野津田のクロスに体を投げ出して、チーム4点目を叩き込む。これも狙いどおりだと語った。「相手は引いていましたが、クロスを上げたときにラインが高いときがあったので、GKとDFラインの間を狙っていました」。

 この日の2得点で通算得点を4点に伸ばし、自身が得点を挙げた2試合ではともにチームは勝利を挙げている。「DFが辛抱してくれたら、自分たちが点を取らないといけません。自分が得点を重ねることがチームの勝利につながると思うので、これからチームメイトとの連係をもっと意識して、より多くの得点を奪えるようにしていきたい」とエースらしく語り、決勝トーナメントでも得点を量産してチームを勝利に導くことを誓った。

(取材・文 折戸岳彦)