手負いの体で熾烈な優勝争いを演じた谷原秀人!(撮影:米山聡明)

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<ANAオープン 最終日◇21日◇札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>
 8月のKBCオーガスタから抱える首痛に加えて、右肩甲骨の痛みも発症しながらのラウンドを続けていた谷原秀人だったが、最後はプレーオフの末に宮本勝昌に敗れて今季初勝利はならなかった。
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 怪我の状態は底を打ったものの、まだ違和感の残る状態。同組で回った宮本も「万全じゃない。首の振り向き方とかしんどそうでしたよね」と語る中でデッドヒートを演じた。前半は宮本にリードを許したものの、「自分がバーディを獲ることしか考えていませんでした」と12番、14番、16番とバーディを奪取。逆に1打リードを奪って終盤を迎えた。
 しかし、17番パー5はティショットを大きく右に曲げてパーとすると、バーディとした宮本に並ばれて最終ホールへ。18番もピン左下6メートルのチャンスを迎えたもののわずかに外れて勝負はプレーオフへ突入した。迎えた1ホール目はティショットを左に曲げて、セカンドでグリーン右サイドに持ってくるのが精いっぱい。ここをバーディとした宮本に軍配は上がった。
 敗れはしたものの、グリーン右からのアプローチはきっちり30センチに寄せて最後まで勝者にプレッシャーをかけ続けた。宮本もホールアウト後に「このままじゃ勝てないと思った。谷原はボギーを打たないし、バーディを獲らないと」と追いつめられていた心境を吐露。
 手負いの敗者は「この体調でよくここまで来ましたよ。試合を休むことはないけど、しっかり治します。宮本さんと一緒にやって楽しかった」と前を見据えてコースを後にした。
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