それぞれの“症状”に合わせて精力剤も選ぶべき--。今週も創業30年になる精力剤専門店『ごりっぱや』の社長・秋好憲一氏に、アナタにぴったりの精力剤を教えてもらった。
 「あまり知られていないのですが、マメ科の強壮イモを成分にした精力剤があるんです。これは和名を『アメリカホドイモ』といい、地下に親指大のイモを数珠のようにつけます。アメリカ開拓時代には、インディアンの強精食だったらしく、日本では東北の一部に自生しています」

 オットセイやマムシなどは精力剤の成分として有名だが、強壮イモは確かに聞き慣れない。
 「精力剤としても数多く出回っているわけではありません。というのも、強壮イモはペニスの勃起力や持続力を高める意味では、オットセイなどに比べて劣るのです。しかし、性欲を高める効果としては抜群の威力を発揮するんですね」

 つまり、勃つ勃たないに悩んでいる御仁ではなく、「性欲が湧かない。セックスする気になれない」という男性にオススメなのだ。
 その理由はこうだ。
 「強壮イモには『アピオス』という成分が含まれているんです。これにはカルシウム・鉄分・食物繊維・タンパク質などが、一般に食されるイモの数倍以上含まれているんです。さらに、ミネラルの亜鉛も豊富に含んだヒバマタと、パワーの源・ガラナエキスも配合されている精力剤があり、性欲減退を感じている方には非常に強い味方なんです」

 ちなみにこれ、日本では100年ほど前まで女性の産前産後の滋養強壮食として用いられていたそうだ。
 「女性たちの間では、“男衆には食わせるな。浮気の元になる”とまで言われていたそうです(笑)」

 ヤル気がみなぎり、何事にも積極的になる強壮イモ。もちろん性欲増強以外でも効果が期待できる。
 「例えば、仕事に追われすぎてグッタリ。毎朝シャキッと目覚められず、職場でも気持ちが乗らない男性も、健康ドリンクを飲むより、強壮イモを取り入れるほうが効果は期待できます。なんといっても、インディアンが戦いの前に食べて、力をみなぎらせていたイモですからね」

 ちなみに男性は一般的に40歳前後から精力も性欲もガタッと落ちるという。
 「理由は簡単です。男性ホルモンは23〜24歳でピークに達して、その後ゆっくりと減少していきます。それが40歳ぐらいで急激に落ちてしまうんです。また、ストレスなどの原因で体内に発生する活性酸素(物質を酸化させようとする悪玉酸素)に対する活性酸素除去能力も、40歳前後から落ちてくることがわかっています。総じて、40歳以降は自己免疫能力も落ちると考えられるのです」

 加齢とともに“ヤル気”が失せてしまうのは、何も意志の問題ではない。
 「自然の摂理であるため、あとはそれをどう食い止めるか。足りない分を補給するかが、中高年男性のテーマといるのです。自分にあった精力剤を探すのもそのための一つの手段。勃起力云々の前に、性欲そのものが湧かない方は、まず強壮イモを取るといいですよ」

 さあ、仕事もセックスも、ヤル気満々のオヤジでいよう!

秋好憲一
理学博士。中高年の精力増強、滋養強壮に取り組むこと30年。日本健康信用販売『ごりっぱや』(東京・池袋)の社長。主な著書に『超精力』『腸から始まるアンチエイジング』など多数。テレビやラジオに数多く出演。