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 こんにちは。今週も「心のマネジメント」について書いていこうと思います。今回は大きく分けて3つのテーマ「池・ラフ」「インに上げるな!」「緊張感を持ってボールを打つ」に絞ってみます。より実践的なテーマですので是非、参考にして下さい。

《池・ラフ》

 フェアウェイ・ウッド…距離が合いそうで、ラフが高い場合、大抵の方はこのクラブを選択します。「距離を出したい」ですからね。その気持ち、よく分かります。が、これは絶対にダメ! ラフが高い場合、芝にボールが埋もれているので、フェアウェイ・ウッドを使うとボールとクラブの当たる部分が薄い。つまり、ラフの部分に負けてしまい、ゴロが出易くなる訳です。「飛ばしたいがために…フェアウェイ・ウッドを選択した」はずが悲しいことに、結果として30ヤードくらいしか飛ばなく、挙げ句ゴロゴロゴロ…とゴロが転がるという事も。

 私はこういった時、「飛ばなくていいや」と思う事にしています。クラブは6番か7番アイアンを選択します。こちらだと平均150ヤードは飛ぶ。「コースマネジメント」がキッチリ出来るという訳です。

 この「コースマネジメント」は私の場合は1ホール1ホール、全て私自身でやる様に心がけています。勿論、私もキャディーさんに相談することはあります。例えば、グリーン周りの傾斜や目、パターのラインはキャディーさんに教えてもらいます。けれど、ラフの番手(クラブ)選びなどで、キャディーさんが「ユーティリティー」「フェアウェイ・ウッド」などを「距離があるからこれで打ってください」と手渡されても困ってしまう。と、言うのも、指示通りクラブを選択、打った時にゴロとなったら、「キャディーさんのせいだ」と口には出さないものの、心の中で思ってしまうもの。

 この心理は皆さん、一緒だと思いますね。

 続いては池。調子のいいときは池が見えない。眼中に無いのです。実際、あっさり池越えしていくものです。ところが少しでも池が気になった日などは大変なプレッシャー。「池がある。どうしようどうしよう、どうしよう?」こう考え出すと絶対に池に入ります。

 池が気になった場合、池超えが微妙な距離は手前に刻む。これは鉄則です。絶対に池超えを狙ってはダメですからね。誰しも自分の得意な距離と番手があるでしょう。私は7番アイアンの110ヤードは完璧! 自分の中で一番得意のヤードと番手なのです。この時は手前30ヤードに池があっても大丈夫。余裕で池を超えられるのです。

 逆に5番フェアウェイ・ウッドの150ヤードは苦手意識があります。130ヤードのところに池がある場合は「厳しいなあー」…無理して打つと必ず池に捕まります。だから無理はせず、刻むように心がけています。こういう時は、自分の得意な距離と池を見て番手を変える工夫が大事でしょう。

 「得意な距離やクラブ」というのは、コースを回っていくうちに誰でも分かっていくもの。最も私は、ただ単に7番アイアンばかり練習していたので自信がある。不思議なもので、自信のあるクラブはどんなにコンディションが悪い芝でも100%近く結果を残せますね。

《インに上げるな》

 私の欠点はオーバースイング。「オーバースイングにしない、しない、しない」こう思っているとオーバースイングになってしまうのです。そうならない為にも私は自分にポジティブ命令を発します。「この辺まで上げて、あの辺に落とそうかなあ〜」という軽いノリ。さらに、コンディションによってネガティブになりがちな時は敢えて鼻歌を歌い気分転換をします。

 一転、練習の時など、ネガティブ命令はありです。仮にコーチからネガティブ命令をされたとしても、練習の時なら、その場で修正出来ます。コース内でしたら、1打1打、フラットではないので修正は難しいですよね。

 大体アバウトに--。気持ちに余裕を持つということですね。

《緊張感を持ってボールを打つ》

 例えば、ひとりで打ちっ放し練習に出かけた場合、無心で黙々と打つのはNG。敢えて目標設定をさせる。奥のネットまでを「100ヤード、パー3」という様な感じですね。ネット手前にピンが立っている感じで「ピン近くに乗せよう」という、自分の中でコースを作るのです。

 300ヤードがマックスの打ちっ放し練習場であったら、280ヤードのコースを作り、「ドライバーでどこまで飛ばせるか」という実践を意識した練習をオススメします。

 打ちっ放し練習場には20、30、50…ヤードのゲージがあります。そのゲージに移動して「ここが第3打目のグリーン乗せ」という設定にしたアプローチ練習は効果的です。私が思うに一番大事なのはアプローチパター。20〜60ヤードを入れ替わりにずっと練習しています。これを超練習しておくとかなり自信が持てますね。グリーン周りになったときも「得意な距離だ」と思えてきます。

 自分の中に課題を持って、「試合をやっている設定」が大事。「第2打、残り何百ヤード…」という感じで打ってみましょう。

*カメラマン:波田佳典