日本初大少女まんが展「わたしのマーガレット」、ベルばら、イタkiss、花男…70作家・397点原画公開!

写真拡大 (全50枚)

「わたしのマーガレット展 ―マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀―」が9月20日より、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催される。

本展では、1963年の創刊以来、すべての時代の少女達に愛されてきた少女コミック誌『マーガレット』『別冊マーガレット』(共に集英社)の50年の歴史を彩る約397点の貴重な原画を一挙公開。

展示は、オリジナル映像「100のキス…Love & Kiss Forever!」から始まる。複雑に変化する恋愛模様と乙女心をカレイドスコープ(万華鏡)に見立てた3分45秒の美しい映像には、今も人々の記憶に残る名作まんがの恋愛シーンが次々と現れ、見る者を瞬く間に「少女まんが」の世界へと誘う。

約70作家による原画展示は、10章のテーマに沿って構成されており、第1エリアでは、マーガレット、別冊マーガレットの創刊号、雑誌の黎明期を支えたわたなべまさこの「ガラスの城」、木村三四子の「おくさまは18歳」などの作品が並ぶ。

「スポ根少女から、踊るヒロインまで ―汗、涙、美のドラマ」と題した第2エリアでは、浦野千賀子の「アタックNo.1」、山本鈴美香の「エースをねらえ!」、第3エリアでは、古賀新一らのホラーマンガ、第4エリアでは、亜月裕の「伊賀野カバ丸」などのギャグマンガと続く。

第5エリアは、8月に公開された映画『ホットロード』や「瞬きもせず」の紡木たくをフィーチャー。独特の淡いタッチで描かれた原画の数々と共に、バイクや撮影衣装も展示。第6エリア「きらめく個性 ―少女まんがの多面体」には、宮脇明子の「名探偵保健室のオバさん」や尾崎南の「絶愛―1989―」など、恋愛というテーマを超えて描かれたユニークな作品群がずらり。対して第7エリア「LOVE,LOVE,LOVE ―至極の恋愛コレクション―」では、多田かおるの「イタズラなKiss」、咲坂伊緒の「ストロボ・エッジ」といった、タイトル通り、“恋愛もの”の原画を特集。

第8エリアは、池田理代子の「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」「おにいさまへ…」の作品群と、宝塚歌劇「ベルサイユのばら」の舞台衣装を展示。本展のために製作されたオスカルとアンドレの史上初の等身大フィギュアは実に精緻。なお、この作品は撮影可能となっている。

学校をモチーフにした展示室が一際目を引く第9エリア「舞台は学園!! ―恋も友情もいつもここから」は、神尾葉子の「花より男子」、河原和音の「高校デビュー」などの学園ものの原画を特集。ラストを飾る第10エリアには、椎名軽穂の「君に届け」をはじめとする現在連載中の作家たちの作品群がお目見えする。アルコ、八田鮎子、あいだ夏波、ななじ眺など、人気作家10組が“ガラス板”に“黒マジック”のみでそれぞれのキャラクターを描き下ろした「恋する屏風」は、同展の見どころの一つ。ファンにとってはまさに夢の共演といえる豪華作品だ。

記者内覧会には、8月25日に、40年ぶりの新刊「ベルサイユのばら」を発表した漫画家・池田理代子と展覧会のスペシャルサポーターを務める俳優・谷原章介が登場。小学校高学年から『マーガレット』『別冊マーガレット』を愛読していた谷原は、開口一番、「“ベルばら”の新刊が読めると思いませんでした!」。「40年前と今では、世の中の漫画の見方って、変わりましたか?」と聞かれた池田は「まんがそのものの地位が全体として上がって、文化として認めて頂けるようになりました」とコメント。

また、記者から「言われたい、言ってみたい胸キュンワード」を問われた池田は、言葉ではなく“壁ドン”を例に挙げた。「女の子にとっては永遠の憧れですよね」「先生は言葉より行動で示してほしいということですね」「実は『ベルサイユのばら』の中でも描いたりしてるんですよ」と大いに盛り上がった。

アイマスクやコミックプレートなど、展覧会限定のオリジナルグッズの他、『レストランマドラウンジ』では、「アタックNO.1 バレーコートのミルフィーユ」「ひろみとお蝶夫人の対決 スイーツプレート」といった名シーンや名セリフから生まれたコラボレーションメニューも展開。「展示会場が、雑誌のカルチャーそのものを表していると思う。雑誌というアナログな面白さを再認識していただける機会になれば」と『マーガレット』『別冊マーガレット』の今井孝昭編集長が言うように、少女まんがの世界をフルに体感できる内容となっている。

【イベント情報】
わたしのマーガレット展 ―マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀―
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ 森タワー52階
会期:9月20日から10月19日
時間:10:00から20:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1,800円 大学・専門学校生1,400円 中学・高校生1,100円 4歳から小学生800円 3歳以下無料