15日放送のラジオ番組「赤江珠緒 たまむすび」(TBSラジオ)で、お笑い芸人・カンニング竹山隆範が慰安婦報道について持論を語った。

番組では、朝日新聞が11日、福島第一原発の吉田元所長の「聴取結果書(吉田調書)」に関する記事を取り消し謝罪したことを取り上げ、竹山、赤江珠緒、コラムニスト・小田嶋隆氏の3名で議論した。

小田嶋氏は「吉田調書」について「これは当然謝らなきゃしょうがない話」とコメント。続けて、同じく8月に朝日新聞が記事を取り消した「吉田証言」に基づく「慰安婦報道」について語りだした。

「間違えを認めずに、シカト(無視)をぶっこいていたってことのほうが重いことですよね」「それを検証したり反省したり謝罪したりって話をしなきゃいけない」と、朝日新聞の対応について語る一方で、小田嶋氏は「それの問題と今ごっちゃにされつつあるのが『朝日がこういう誤報をしたおかげで、日韓関係がこんなにひどくなってしまっている』」と、誤報と日韓関係の混同を指摘。

続けて「誤報を誤報として認めることは朝日がやらなきゃいけないこと」としながらも、「歴史を見直すとか、戦後外交の見直しだとか、もっとそういう大きい話をするのは朝日だけでできることではなくて」と述べ、朝日新聞の「慰安婦問題」にまつわる誤報と、日韓関係とを切り分ける必要性を主張した。

これらの発言を受けて、竹山は「今だからこそ、じゃあ何があって、何が正しくて、どういう事実があって、いくら払って、どうだったのか、韓国で何があったのかというのを、今あらためてキチッともう一回検証して報道して欲しい」と熱弁し、「朝日も悪いのは悪いですけども、『吉田証言』のそれがきっかけですべてってわけじゃないってことは、我々は思わなきゃいけないですね」と語った。

【関連記事】
尾木ママが朝日新聞の謝罪会見に苦言 「捏造されたのでは新聞の使命は終わりです」
竹田恒泰氏「朝日は意図的に問題をすり替えている」と慰安婦報道に厳しく言及
毎日新聞の特別編集委員、朝日新聞の誤報について発言「大変な汚点残した」