<ANAオープン 初日◇18日◇札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>
 降雨によるコースコンディションの悪化のため、約1時間30分の中断を挟んだ国内男子ツアー「ANAオープン」初日。再開後はスムーズに競技を進行したものの6組18名がホールアウトできずに17時32分に日没サスペンデッドとなった。今大会2年ぶりの参戦となる石川遼は、最終9番ホールを残して初日を終了。暫定ながら5バーディ・2ボギーの3アンダーで14位タイにつけている。
石川遼の初日のプレーをフォトギャラリーで振り返る!
 INコースから出た石川は10番こそドライバーのティショットをフェアウェイに置いてバーディとするも、その後はティショットが安定しないフラストレーションの溜まるゴルフ。ドライバーを握ったホールでは右に曲げるショットが目立ち、15番ではティショットを林の中に入れてボギー。この日は5バーディを奪ったものの「集中力と気持ちだけでやっているようなゴルフ。納得はできないですね」と不満気な表情を見せた。
 それでも、大会前にキーホールに挙げていた5番パー5では、右ドッグレッグで右からせり出した林の上を完璧なボールでショートカット。打ち上げ195ヤードのセカンドを5番アイアンで3メートルのチャンスにつけて見せた。「ティに来た時にモチベーションが上がった。ここを上手く攻めることが出来ないと世界では通用しない」。イーグルパットは決まらなかったものの、理想通りの攻めにうなずいた。
 ピンチの場面もたびたび迎えたが、4番では林の中から9番アイアンで大きくスライスをかけてグリーンをとらえてパーを拾うなどこの2年間で増えた引き出しを惜しみなく開放。「そういう状況になったほうが集中力が出た。感性の部分を活かせるようになっているのは優勝争いに必要だと思う。あとはシンプルな球でも集中して打つことが大事になる」。まずは明日の19ホールでしっかりと足場を固めていく。
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