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東京都福祉保健局は9月18日、東京都・代々木公園内の3カ所から、デング熱の原因となるデングウイルスを保有している蚊が新たに見つかったことを明らかにした。

蚊を媒介して感染するデング熱は、デングウイルスを原因とする急性の熱性感染症。蚊がデングウイルスに感染した人の血を吸い、体内で増殖させた後に別の人間を吸血することで、デング熱の感染者が増えていく。主な症状として、発熱や頭痛、筋肉痛、皮膚の発疹などがある。

9月18日時点で、既に国内で130人以上の患者が確認されており、厚生労働省はデング熱対策などをまとめた「デング熱国内感染事例発生時の対応・対策の手引き」を公表するなど、感染拡大防止に努めている。

当初より、代々木公園ないしはその周辺を訪れていた人にデングウイルス感染が確認されていたことを受け、東京都は同公園の蚊の採集を実施。デングウイルスを保有しているヒトスジシマカが9月4日に確認されたこともあり、現在、東京都は同公園の一部地区を閉鎖させている。その上で、継続的に同公園での蚊のデングウイルス保有調査を続ける意向を示していた。

そして今回、9月16日から17日にかけて同公園内の20カ所で蚊を採集して調査した結果、3カ所で採集した蚊からデングウイルスが確認された。デングウイルスを保有していた蚊が見つかった地点は、「日本航空発始の碑」「南門」周辺など。

ちなみに、1週間前の9月9日から10日にかけて、同様に同公園内の20カ所で蚊を採集して調査した際は、4カ所で採集した蚊からデングウイルスが検出されている。その地点は、「しあわせの像」周辺や「三本きのこの休憩舎」周辺などで、今回とは異なる場所だった。ただ、デングウイルスを保有した蚊が見つかった箇所自体は、4カ所から3カ所へと減っていることになる。

今回の調査結果を受けて東京都は、引き続き「専門家の助言を得て、生態系への影響を考慮しながら、明日以降、蚊の駆除を行います」としており、蚊のデングウイルス保有調査も継続実施していく方針。

なお、デング熱に関する情報は厚生労働省や東京都福祉保健局などのホームページで確認できる