もしテッドが西部劇にいたら、“絶対に生き残らない”10の理由。

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全世界550億円、日本でも40億円を超えるなど、“R指定”作品では異例のヒットを記録した映画「テッド」。そのテッドの生みの親、セス・マクファーレン監督の新作「荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜」が10月10日より公開となる。これを記念して、「テッドがオールド・ウェスト(旧西部)にて絶対に生き残らないであろう10の理由」が発表された。

「テッド」でファンタジー映画の常識を打ち破った監督が次に選んだのは、歴史上最高レベルにイカれていた(?)であろう西部開拓時代の田舎町。「古き良きワイルド・ウエスト」などとロマンチックに語り継がれ、また、タフな熱血漢や、クールでニヒルなガンマンが登場する“西部劇像”を監督は真っ向否定し、本作では地味で冴えない、ヘタレでオタクなダメ羊飼いの主人公・アルバートの“西部劇らしからぬ”生きざまを、斬新な視点で描いている。

そんなアルバートが「文化レベルが低すぎるよ〜」と嘆く西部に、もしテッドがいたら――。それが今回発表された「テッドがオールド・ウェスト(旧西部)にて絶対に生き残らないであろう10の理由」だ。

◎テッドがオールド・ウェスト(旧西部)にて絶対に生き残らないであろう10の理由

1.Making a living required hard labor, and Ted has a terrible work ethic.
(生活費を稼ぐには重労働が不可欠だがテッドの勤労モラルは崩壊しているから)

2.He's not made out of the most durable materials.
(テッドは耐久性の高い素材で作られていないから)

3.He can barely see over the steering wheel, you think he can see around a horse's head?
(車に乗った時ハンドルより上が見えないから。馬の頭を見ることができると思いますか?)

4.He doesn't have fingers. It’s tough to fire a gun without them.
(彼には指がないから。それなしで銃を撃つことは難しい)

5.He'd spend all day getting high with the Indians.
(インディアンと一緒になって一日中ドラッグでハイになるだろうから)

5.No TV, no video games, no Internet porn, no Flash Gordon.
(テレビ、テレビゲーム、インターネットポルノが無くてフラッシュ・ゴードンも居ないから)

7.His cuddly look does little to intimidate a rugged outlaw.
(テッドのかわいいルックスで強面のアウトローを恐がらせることが出来ないから)

8.The food was terrible.
(食べ物がまずいから)

9.He's useless in a bar fight.
(バーでの戦いで使えないから)

10.John Bennett, Ted’s best pal, wouldn’t be born for almost a hundred years.
(テッドの親友のジョン・ベネットが100年後ぐらいにならないと生まれないから)

監督と、脚本仲間であるアレック・サルキン、ウェルズリー・ワイルドは、前作「テッド」というブロックバスター級の作品を劇場でデビューさせる直前、骨休めを兼ねてクリント・イーストウッド主演のウェスタンの名作「奴らを高く吊るせ!」を鑑賞。その際に、冗談を飛ばしながら「今までなかったとんでもない西部劇を作りたい」とアイディアを出し合っていたところ、この西部劇というジャンルにコメディ的なひねりを加えれば、次の企画になるのでは――との話が持ち上がった。

当時を監督は「アメリカ映画でもアメリカ文学でも、この時代はどうしてこんなにやたらめったら男のロマン的に扱われるんだろうか? という話になったんだ。特に群れを束ねるボス的な存在でないと、今の時代では考えられないほど危なっかしい、生きていくのが大変な時代であり場所だったんだね。そこが話の出発点だった」と振り返っている。

映画「荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜」は10月10日、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。

☆「荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜」ストーリー

1882年、西部開拓時代のアリゾナ。そこは、タフさ自慢の無法者と低モラルな民衆が町に溢れる、まさに“生活するには最悪な土地”だった。そんなアリゾナの田舎町で暮らす地味でオタクな羊飼い・アルバートは、危険で暴力的な町に生まれてしまった自分の運命を嘆き、同じくオタクな友人に「オレはこの町にハマってない。都会に行きたい…」と愚痴をこぼす冴えない日々を送っていた。そんなある日、超一流の射撃の腕を持つミステリアスな美女・アナが町に現れ、アルバートはある事をきっかけに彼女と急接近。やがて二人は恋に落ちる…。しかし、時を同じくして西部最悪の大悪党・クリンチが町に乗り込んできて、アナに近づいたアルバートをなぜかぶっ殺そうとするのであった…。