テレビ東京系で10月3日から放送予定のドラマ「玉川区役所 OF THE DEAD」について、漫画「就職難!! ゾンビ取りガール」の作者・福満しげゆき氏が「合法だとしてもひどすぎると思います」と苦言を呈した。

ドラマ「玉川区役所OF THE DEAD」については、テレビ東京の放送発表直後から、漫画「ゾンビ取りガール」と類似しているとして、複数の漫画家が"盗用"を指摘。ネット上でも、「丸パクリ」と物議をかもしていた。

当の福満氏は、雑誌「実話BUNKAタブー」11月号のコラム「僕のはきだめ劇場」で、「無断でドラマ化されたよ」と題し、イラストと文章で自身の見解や思いを綴っている。

掲載されているイラストでは「強者(格上・資金力のあるほう)が→弱者(小者・無名、下の世代など)からパクるのは…合法だとしてもひどすぎると思います…」と描かれている。

一方で「弱者が強者からパクるのは多めに見てあげるべきだと思います…」とも描かれており、コラムでは、下の世代が上の世代をパクるのは「リスペクト」だとの見解も示している。

また、福満氏は、アメリカのSF映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」も日本のライトノベルの設定を無断で利用できたことをあげたうえで「ちゃんと『日本のラノベが原作!』と言ってくれたから、アメリカンドリーム的な事態が起きて原作が売れます」と指摘。

ただ、コラムの最後では、テレビ局といった「強い業界」が自身の漫画を「パクる」ことについて「合法だし僕ぜんぜん何も思ってませんから!どうか僕を嫌ったり殺し屋を差し向けたりしないでください…」とも綴っており、イラストにおいても「結論を言うと 僕は平和に暮らしたいだけなんです…」と、中央の吹き出し部分でコメントしている。

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