世界大学ランキング=台湾最高順位は76位、日本は31位

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(ロンドン 17日 中央社)イギリスの大学評価機関、「クアクアレリ・シモンズ(QS)社」が現地時間16日に発表した2014〜2015年の世界大学ランキングで、台湾からは15校がランク入りした。最高順位は台湾大学(台北市)の76位で前年より6ランク上昇し、100位以内にランクインした唯一の学校となった。

ランキングは、学術面での評価や外国人教員比率、教員1人当たりの論文被引用回数、留学生比率、企業による評価などの項目に対する評価結果をまとめたもの。

台湾の大学は学術面・企業による評価や教員1人当たりの論文被引用数の分野で高く評価されたが、外国人教員と外国人留学生比率では低評価を受けている。

台湾大学のほかに、上位400校とされたのは清華大学(167位、新竹市)、交通大学(202位、新竹市)、成功大学(232位、台南市)、陽明大学(256位、台北市)、台湾科技大学(371位、台北市)、台北医学大学(379位、台北市)の6校で、台北医大を除き、いずれも国立大学。

日本の大学の場合、最高位は31位にランクインした東京大学で、同校を含めて計5校がトップ100入りを果たした。

(黄貞貞/編集:荘麗玲)