韓国メディア・朝鮮日報の中国語版は11日、米アップルが日本時間10日に新しいスマートフォン「iPhone 6」を発表したことに関連し、「韓国企業はもはや得意のハード面でアップルや中国企業に追いつかれた」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Ping Han/123RF.COM)

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 韓国メディア・朝鮮日報の中国語版は11日、米アップルが日本時間10日に新しいスマートフォン「iPhone 6」を発表したことに関連し、「韓国企業はもはや得意のハード面でアップルや中国企業に追いつかれた」とする記事を掲載した。

 記事は、iPhone 6が従来の方針を転換して大画面化を進めたことについて「ターゲットを韓国企業に定めた」ことの表れであると解説。開発能力と技術力に長けているアップルの追随は、韓国企業にとって脅威となるとした。

 そのうえで韓国科学技術院の教授が「初めて『ファブレット(躯体および画面サイズがスマートフォンとタブレットの中間サイズの機種の通称。ただし、明確な定義はない)』を生産するアップルにとってはチャンスだが、サムスンやLGなどにしてみれば大きなピンチだ」と語ったことを伝えた。

 記事はまた、中国メーカーが生産するハードウェアも韓国メーカーの技術レベルと遜色がなくなっており、巨大な脅威になっていると分析。ドイツで先日開かれた欧州最大規模の家電見本市(IFA)でレノボがサムスンと同時に64ビット対応の高性能スマートフォンを発表したこと、TCLが世界最大となる110インチの曲面ディスプレイテレビを発表したことなどを紹介した。

 そして、「中国のハードウェア競争力はすでに韓国製品の模倣というレベルを超越している」とし、韓国国内大学の専門家らが「韓国がハードウェアで勝負に勝つ時代はもはや過ぎ去った」、「韓国企業はアップルと中国メーカーに挟まれて徘徊している状態。2、3年内に差別化できなければ極めて深刻な危機に直面する」と危機感を示したことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Ping Han/123RF.COM)