サッカーのザックジャパンで通訳を務めた矢野大輔氏が、9月13日放送のラジオ番組「久米宏ラジオなんですけど」に出演し、5月に行われたブラジルW杯のメンバー発表をめぐるエピソードを語った。

矢野氏は、中学3年生の時にセリエAに入ることを夢見て単身イタリアに留学。セミプロで7年間プレーしたが、22歳の時に現役を引退し、その後、イタリアのスポーツマネージメント会社に就職した。

番組では、サッカーに対する思いや、ザッケローニ監督との出会い、ザックジャパンの通訳として活動した4年間について語った。

矢野氏は、日本代表の通訳は「人生の宝物になる」と考え、4年間に渡って日記を付けていたそうで、ブラジルW杯のメンバー選考についても通訳の立場から記していた。

パーソナリティーの久米氏は、日記を元に、代表メンバー23人が発表された後のエピソードを紹介。それによると、矢野氏はザッケローニ監督から頼まれて、代表落ちした中村憲剛駒野友一前田遼一、細貝萌や李忠成に電話していたという。

久米氏は、親しい選手が落選するのは辛かったのではないかと訊ねると、矢野氏は「そうですね」とコメント。ただ、当時は監督の側近の通訳という立場であったことから、選手とは一線を引いていたことを明かした。

矢野氏は、選手と一定の距離を保っていた理由について「仮に、僕と極端に仲が良い選手がいたとしたら、他のメンバーから『仲が良いから選ばれた』とか余計な色眼鏡で見られる可能性もある」と説明した。

また、最終的には大学ノート計19冊に上った日記を、世間に公開することについても悩んだという。「まさか人に見せるとは思っていなかったので、大半がプライベートなこと」「こういったこと(代表選考の裏側)を出すこともどうなのかなと考えた」と発言。

しかし、最終的にはザッケローニ監督の日本代表に対する思いを「多くの人に知ってほしい」と考え、公開することを決めたのだと話した。

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