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ALSOKはこのほど、70歳以上の高齢の親と別居している首都圏の男女を対象とした「別居している高齢の親を持つ子供の意識調査」の結果を発表した。同調査は70歳以上の自分の親と別居している東京・神奈川・千葉・埼玉在住の男女(会社経営者・会社役員・団体役員、会社員・団体職員、自営業、公務員)を対象として8月11日〜18日に実施。500名の回答を得た。

○4割以上の人が「週に1回以上」の頻度で連絡している

「親と連絡を取る頻度」について聞いたところ、最も多いのは「1カ月に1回以上」(30.4%)で、1週間に1回以上の頻度で連絡している人は42.0%だった。男女で比べると、女性のほうが頻繁に親と連絡を取り合っていることがわかったという。

「親との連絡はどちらから取るか」という質問に対しては、40.0%が「自分からが多い」と回答した。「親からが多い」と回答した人にその理由について尋ねると、「話すことがない」「忙しい」「面倒くさい」などが上位となった。特に男性は、「話すことがない」と回答した人が67.2%と、女性よりも親との会話の話題に困っていた。

○使ってくれたら連絡頻度が増えると思うツールは「携帯電話のメール」「LINE」

半年以内に親と連絡を取り合っている人に、「親が使ってくれたら連絡頻度が増えると思うツール」を聞いたところ、「携帯電話のメール」(23.4%)、「LINE」(17.2%)、「パソコンのEメール」(11.1%)の順となった。

携帯電話のメールやLINEを使ってくれたら連絡頻度が増えると思う理由について聞いたところ、いずれも「自分の好きな時間に連絡を取れるから」「写真を送れるので近況報告をしやすいから」の順となった。また、LINEと回答した人の31.6%は、「絵文字やスタンプなど、非言語コミュニケ―ションが楽しいから」を挙げた。

○別居している高齢の親に不安を感じている人は72.0%

別居している高齢の親に対して「不安はあるか」を聞いたところ、72.0%が何らかの不安を感じていることがわかった。不安の内容としては、「認知症や寝たきりなど、介護が必要になった時の対応」(53.1%)、「けがや病気で入院したときの対応」(48.6%)、「けがや病気をしやすくなった」(42.8%)と、親の健康面に不安を感じている人が多数を占めた。

また、3人に1人以上が「火の始末や戸締まりをきちんとしているか」「空き巣や押し売り、強盗・ひったくりに狙われるのではないか」と、親の防犯事情を心配していた。

高齢の親に不安を感じている人に、「親の安全や安否確認のためにしていることや利用しているサービスがあるか」を聞いたところ、不安を感じているものの、3人に1人は何も対策していないことがわかった。対して、対策している人は「定期的に電話をかける・もらうようにする」「定期的に会いに行ったり、一緒に旅行をしたりする」となり、ほとんどが家庭内でできることに止まった。

○自分の親孝行度合いを自己採点すると、平均47点

親孝行度合いを自己採点してもらったところ、男女ともに平均47点だった。「今までにしたことのある親孝行」については、「親の好きなものをプレゼントする」が最も多く、「今後してあげたい親孝行」は、「旅行に連れて行く」が最多となった。

「今後してあげたい親孝行」と「したことのある親孝行」を比較すると、「今後はこまめに帰省してあげたい」と考える人が多く、「したことがある」との差が16.2%にのぼった。「生活費を支援する」「頻繁に連絡する」「感謝の気持ちを伝える」も12%の程度差があり、普段からできる、さりげない親孝行をしてあげたいと考えている傾向が見られたという。

○親の身に何かあっても約半数の人はすぐに駆けつけられない

「親がけがや病気をしたと連絡があった時、すぐに駆けつけることができるか」という質問に対して、約半数の53.0%は「会社を早退してすぐに駆けつけることができる」と回答したが、37.0%は「仕事が終わった後」「連絡のあった週末に」「担当しているプロジェクトが完了したら」と回答し、「駆けつけることができない」(8.6%)と合わせると45.6%が、すぐに駆けつけられないことがわかったとのこと。

(エボル)